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20代から高めておきたい投資・資産運用の目利き力 第106回 若者・よそ者・バカ者を排除しない―GuardTech検討コミュニティが共創するホケンノミライ

マイナビニュース / 2024年4月26日 9時0分

立ち上げたばかりの頃は、勉強会や交流会で人をつないだり、アイデアの議論をしたりしました。それを続けていると、求められているのはビジネスマッチングだと改めて感じ、この5年間でコミュニティメンバー同士でさまざまな共創が生まれています。

――GuardTech検討コミュニティは、人と出会うためのプラットフォームですね。私の場合、こういったインタビューをきっかけに人と出会うこともあり、記事があると紹介もしやすくなります。GuardTech検討コミュニティ主催のイベントには何度か登壇もさせていただきましたが、300名、500名と毎回申込数が増えていて凄まじいなと感じていました。影響力も高まっているのではないでしょうか?

温水氏:そうですね。当初は、部活動や課外活動程度と社内でも捉えられていたと思います。それが今では、CEOや役員がイベントに参加するようになりました。コミュニティをビジネスに応用して新しいことができないかを真剣に検討できる環境になってきています。

○保険業界の未来を問い照らす「ホケンノミライ2024」

――3月に開催された「ホケンノミライ2024」は、どのような経緯で始まったのですか?

温水氏:住友生命保険相互会社のエグゼクティブ・フェロー/デジタル共創オフィサーの岸和良さんと話していて、「なにかすごい保険イベントをやろう」と盛り上がったのがきっかけです。フィンテックのみなさんがさまざまなイベントで盛り上がっているのに、インシュアテックや保険分野は若い人が自由に参加できるイベントがあまりない。それを打開するために、なにか行動を起こそうと。

フィンテック業界では、いろいろなところでたくさんのイベントが開催されていますが、イベントが大型化するとセッションなどの内容もスポンサー企業に左右されがちになり、そうした企業の「取引先が聞きに来て終わり」という予定調和感がどうしても生じます。開催当初の熱気が冷めて魅力が失われ、ディスカッションやネットワーキングが弱くなってしまうわけです。参加者同士や登壇者がつながって議論できる。そんなイベントをしたいと前々から思っていました。岸さんが背中を押してくれたのですが、「ホケンノミライ2024」はGuardTechらしいイベントになったと思います。2023年の秋頃から着手し、有志が集まって形にしていきました。

――イベントのロゴや特設サイトもすごく良いデザインですよね。

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