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ホンダ「WR-V」はタイで開発、インドで生産! 日本で乗ってもいいクルマ?

マイナビニュース / 2024年4月10日 11時40分

画像提供:マイナビニュース

ホンダが新型SUV「WR-V」を日本で発売した。タイで開発、インドで生産、販売する場所はインドと日本、ガソリンエンジンのみ、見た目の印象とは違って駆動方式は前輪駆動のみ(4輪駆動なし)、安いグレードは209.88万円台から買えるなど、気になるところが盛りだくさんのクルマだ。さっそく試乗してきた。

ホンダ・インド工場の実力は?

WR-Vはホンダの新しいSUVだ。車名は「Winsome Runabout Vehicle」の頭文字を取った。「楽しさ」や「快活さ」を備えたクルマという意味が込められている。

WR-Vはインドと日本で販売すべくタイで開発したクルマだ。生産工場はインドにあり、日本市場では輸入して販売する。インド向けが主力ということもあって、クルマにはインド市場で受ける要素が盛り込んである。

インドの人々は日本人より体格がよい傾向にあり、家族などの多人数乗車で長距離のクルマ移動をする機会がよくあるそうだ。そこでWR-Vは、室内の快適さを重視したクルマに仕上がっている。インドでのWR-Vはホンダの上級車種という位置づけだ。

インド生産のクルマと聞くと、やや不安を覚える人がいるかもしれない。クルマ先進国といえば欧米や日本などで、続いて韓国、そして電気自動車(EV)では中国の進出が目覚ましい。インド市場で高い人気を誇るのは日本のスズキだが、ホンダも1995年にインド拠点を設立し、クルマを生産している。

ホンダは日本の自動車メーカーとして最初に海外での現地生産を始めた。1978年に米国オハイオ州に工場を建設し、1982年に生産を開始している。2000年にはタイに工場進出。中国にはクルマのみならず2輪車や汎用製品の生産拠点を構えている。

かつて、メルセデス・ベンツが南アフリカ製の新車を日本に導入した際、その品質を懸念する声が市場にあった。しかし、新しい生産工場であるほど先進の製造設備が導入されるので、当時は本社のあるドイツのシュツットガルト工場より品質が高いとされた。いまや、世界の自動車メーカーは各地に工場を展開し、設備の新しい工場であるほど品質を高く保持できる傾向がある。

ホンダのインド工場も、そうした見方のできる生産拠点のひとつといえるだろう。実際、WR-Vに試乗すると、仕上がりのよい1台であることが確認できた。
ヴェゼルと比べてWR-Vはどう?

WR-Vは209.88万円から買える身近なSUVだ。多人数乗車での快適性や荷物の積載性などを特徴とする実用本位のクルマといえる。

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