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Appleのサービスに障害、ユーザーは更新や接続に失敗 - インターネット障害レポート

マイナビニュース / 2024年4月18日 9時56分

画像提供:マイナビニュース

ThousandEyesはこのほど、「WhatsApp & Apple Outages; Plus ITOps Tax Day Survival Tips」において、過去2週間(3月25日から4月7日)にインターネット全体で発生した障害と傾向の分析レポートを公開した。レポート全文は「WhatsApp & Apple Outages; Plus ITOps Tax Day Survival Tips - YouTube」から視聴することができる。

○障害と傾向

ThousandEyesはこの2週間に発生したインターネット上の主な障害を解説している。その概要は次のとおり。
○4月3日、App Store、Apple TV+、Apple MusicなどのAppleサービスに障害発生

影響を受けたユーザーは更新、ダウンロード、インストールなどの操作に失敗し、タイムアウト、接続の失敗、サービス利用不可などのエラーに遭遇した。

ThousandEyesは、原因について、AppleがサービスのAPI(Application Programming Interface)を調整していたのではないかと推測している。ユーザーがコンテンツを表示すると基本的な情報は正常にロードされるが、バックエンドから追加の情報を取り込む際にエラーとなることが確認されている。
○4月3日、Metaの一部サービスにも障害発生

Appleの障害と同日、WhatsAppやMessengerなど一部サービスが利用できなくなり、ユーザーはメッセージの送信を試行できても最終的に送信失敗となる状況となった。原因はアプリケーションのバックエンドに存在したとみられている。
○4月1日午後2時36分(協定世界時)、Squareのアプリケーションサービスで障害発生

公式発表「Payments Disruption - Australia Status」によると、原因はモバイルアプリケーションの新しい機能構成の導入にあり、影響を受けたAndroidおよびSquareハードウェアの決済端末がクラッシュした。iOS端末は影響を受けたがクラッシュはしなかった。クラッシュした端末の再起動によりトラフィックが大幅に増加し、トランザクションの処理に失敗する状態に陥った。午後3時25分(協定世界時)までに機能はロールバックされ、サービスを復旧している。

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