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キリン「氷結」、フードロス削減「氷結 mottainai プロジェクト」がスタート - 第一弾は横浜のブランド梨「浜なし」

マイナビニュース / 2024年4月16日 18時36分

画像提供:マイナビニュース

キリンビールは4月15日、「氷結 mottainai プロジェクト」を発足。第一弾として「氷結mottainai 浜なし」を期間限定で5月7日より発売する。規格の問題で廃棄される果実を「モッタイナイ果実」と位置づけ、商品に使用することでフードロスの削減を目指す。

○売上1本につき1円が農家支援に使われる「氷結 mottainai プロジェクト」

近年、気候問題や後継者不足、肥料コストの高騰といった問題から、果実農家が抱える課題はますます大きくなっている。SDGsへの関心の高まりは大きいが、国内で消費者がサステナブルな商品を選択し購入する経験は身近にあるとはいえない。

そんななか、キリンビールは一人一人がSDGsを自分ごととするために、企業として健康・コミュニティ・環境の側面からさまざまな取り組みを進めている。その一環が、今回の「氷結 mottainai プロジェクト」だ。合言葉は「モッタイナイ! を、おいしいに。」。その第一弾として、5月7日に「キリン 氷結 mottainai 浜なし」(350ml/500ml)を期間限定で発売する。

キリンビール 執行役員 マーケティング部長の今村恵三氏は「2001年の誕生以来、これまで『キリン 氷結』は約100種類の果物を使用させていただいており、商品の数は実に約500以上に上ります。多くの果物を使用したチューハイの発売を通して、氷結ブランドは成長することができました。20年以上、お客様に商品をお届けできたのは、ブランドにとって欠かせない果物を日々育ててくださる農家のみなさまの存在があってこそです」と、果実農家に向けて賛辞を送った。

「氷結 mottainai プロジェクト」の売り上げは、1本につき1円がJA等に寄付され、農家の課題解決に利用されるという。消費者は、購入して飲むだけで農業の持続的な発展に向けた取り組みに協力することができる。また、生産から商品化への流れとして、日本に飲料業界では初となるブロックチェーン技術を活用し、透明性のある取引を行っている。

パッケージには特設サイトへ変遷するQRコードも印刷されているので、取り組みについて知りたい方はぜひご一読いただきたい。なお、5月にはポップアップイベントも開催予定とのこと。

キリンビール マーケティング部 氷結ブランドマネージャーの加藤麻里子氏は、「『氷結 mottainai』で使用する果実は、全国で廃棄されてしまっている量と比べると少ないかもしれませんが、氷結が本プロジェクトを立ち上げて、全国の皆様に美味しいチューハイとして届けることで、少しでも多くの方に訴えない果実の存在を知っていただき、何かできることはないかと、仲間が増えることを期待しています」と展望を述べた。

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