1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

テラスカイが2024年通期決算 - 売上高191億円で増収増益も当初予想を下回る結果に

マイナビニュース / 2024年4月16日 18時39分

画像提供:マイナビニュース

テラスカイと同社のグループ会社であるBeeXは4月16日、オンラインとオフラインのハイブリッドで決算説明会を開催。説明会にはテラスカイ 代表取締役 CEO 社長執行役員の佐藤秀哉氏、BeeX 代表取締役社長の広木太氏が出席した。
昨年の売上高は前年比23.9%増の191億3700万円

同社では、SalesforceやAmazon Web Services(AWS)などのクラウドを活用したシステム開発、特定ソリューションの開発・提供を行う「ソリューション事業」、「mitoco ERP」をはじめとしたクラウドに特化したサービス、製品を開発・提供する「製品事業」の2つ事業を展開している。

2024年2月期の売上高は前年比23.9%増の191億3700万円、営業利益は同2.1%増の522億円、経常利益は同7.4%増の65億5000万円、当期純利益は同13.6%減の30億円と増収増益ではあったものの、期初予想からの達成率は97.9%で下回った。

佐藤氏は「2桁成長を遂げており、引き続き成長のトレンドに乗っている。セグメント別ではソリューション事業は前年比25%増、製品事業は同10%増となり、2桁成長を達成している。プラットフォーム別の売上構成ではSalesforceが前年からマイナス3ポイントの59%、AWS(Amazon Web Services)とGCP(Google Cloud Platform)関連を合計したIaaS(Infrastructure as a Service)はプラス3ポイント41%となった。従業員数は前年比256人増の1238人に増員し、Salesforce認定技術者数も国内2番目であり、NTTデータさんとの合算はもちろん、単体でナンバーワンになれればと考えている」と振り返る。

2024年2月期のトピックとしては昨年9月に「mitoco 会計」をリリースしたほか、Salesforceの「2023年人気のあったAppExchangeアプリランキング」で4年連続の入賞を果たした。また、Salesforceのリリース管理ツールを提供するFlosumと国内独占販売パートナー契約を締結し、建設管理向けのSalesforce Appexchangeを提供するオーストラリアのHardHatとは国内初のインプリパートナー契約を締結。

さらに、セゾン情報システムズと共同事業の「DataSpider Cloud」を事業継承し、自社製品「mitoco X」として提供を開始し、テクノスジャパンとは同社が提供する企業間協調プラットフォーム「CBP」とテラスカイの「mitoco」、同社が独占販売する「Fujitsu GLOVIA OM」(GLOVIA OM)の連携、導入コンサルタントの相互協業を発表。そのほか、秋田市と島根県松江市にサテライトオフィスを設置し、東京、大阪、名古屋、福岡、北海道、上越を含めて8拠点に拡充した。
2025年2月期はNTTデータとの取り組みを推進

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください