マネーフォワードが第1Q決算発表 - 過去最高のSaaS ARRの純増
マイナビニュース / 2024年4月12日 19時29分
マネーフォワードは4月12日、オンラインで2024年11月期第1四半期の決算説明会を開催し、同社 代表取締役社長 CEOの辻庸介氏と、同 取締役執行役員 CFOの金坂直哉氏が説明を行った。
「順調なスタートを切ることができた」 - 辻CEO
前回の通期決算の発表からビジネス概要と決算発表の2部構成としている。同社では、バックオフィスSaaS(Software as a Service)を中心とした「ビジネスドメイン」、決済サービスといった「ファイナンスドメイン」、SaaSマーケティング支援を行う「SaaSマーケティングドメイン」、Fintech推進・DX(デジタルトランスフォーメーション)支援を行う「Xドメイン」、家計簿アプリをはじめとした「ホームドメイン」の各ドメインで事業を展開している。
冒頭、第1四半期の業績について辻氏は「順調なスタートを切ることができた。昨年12月に実施した個人事業主向けサービスの価格改定に伴い、ユーザー獲得、ARR(Annual Recurring Revenue:年間経常収益)が好調なほか、引き続きSMBのユーザー獲得も好調だったことから、過去最高のSaaS ARRの純増と過去最大の法人・個人事業主における課金顧客数の増加を達成した。また、EBITDA(Earnings before Interest, Taxes, Depreciation and Amortization:利払い前・税引き前・減価償却前利益)はスタートアップを支援する『HIRAC FUND』の売却益を除いても黒字化を実現できた」と振り返った。
金坂氏も「通期の見通しを達成するうえでも売上高や利益、EBITDAそれぞれの観点で非常に順調な良い滑り出しとなった。過去数年にわたる積極的な投資の結果、EBITDAの赤字が続いていたが黒字化を果たし、ユーザー数も法人・個人合算ベースで過去最大となった」と好感触を伝えた。
全社における第1四半期の連結売上高は、前年同期比%41増の95億4000万円、SaaS ARRは同30%増の255億円、EBITDAはマイナスから5億3000万円と黒字化、売上総利益は同53.1%増の65億4000万円となった。中堅企業向けARRは同66.3%増の75億5800万円、SMB向けARRは同30.4%増の107億3500万円に成長した。
ビジネスドメイン、ファイナンスドメイン、SaaS Marketingドメイン
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