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脱「パワポっぽい」 Canvaでオシャレなプレゼンを 第10回 スライドショー(全画面表示)の使い方

マイナビニュース / 2024年4月18日 9時0分

このアイコンをクリックすると、「参加者向けの画面」と「発表者向けの画面」を個別に用意できるようになる。PowerPointにおける「発表者ツール」のような存在と考えれば理解しやすいだろう。なお、この機能の使い方については、次回の連載で詳しく説明していく予定だ。

その右隣にある「…」のアイコンをクリックすると、以下の図のようなメニューが表示される。スライドショーの実行時に、マウスの位置を示す「青い丸カーソル」を表示したくない場合は、「マジックカーソルを非表示」を選択しておくとよい。

すると、画面に「青い丸」が表示されなくなり、ページを切り替える方向を示す「矢印」だけが表示されるようになる。

右端にあるアイコンは、「全画面表示を終了する」すなわち「スライドショーを終了する」ためのアイコンだ。前述したように、キーボードの「Esc」キーを押してスライドショーを終了しても構わない。

スライドショーの自動再生

発表しながらパソコンを操作するのが難しい場合に向けて、スライドショーを自動再生する機能も用意されている。この機能を使用するときは、あらかじめ各スライドの表示時間を指定しておく必要がある。

初期設定では、各スライドの表示時間に「5秒」が指定されている。このままでは短すぎるので、最適な時間に変更しておこう。スライド内の余白をクリックし、以下の図のように操作する。

スライダーを左右にドラッグして指定できる時間は0.1秒から30秒まで。30秒以上の時間を指定したい場合は、ボックス内に数値を直接入力すればよい。

同様の手順で「各スライドの表示時間」を指定していくと準備は完了。「プレゼンテーション」をクリックし、「自動再生」を選択してから「プレゼンテーション」ボタンをクリックすると、スライドショーの自動再生を開始できる。

発表時にパソコンを動作できないときは、この方法でスライドショーを実行してもよい。ただし、自動再生のタイミングに合わせて発表内容を口頭で説明していくのは相当に難しいので、あくまで「どうしようもない場合」の緊急手段といえるかもしれない。それよりも、次回の連載で紹介する「スマートフォンを使ったリモート操作」を覚えておくと便利かもしれない。
非表示スライドの指定

時間制限があるため、一部のスライドを省略して発表しなければならないケースもあるだろう。このような場合は「非表示スライド」の機能を活用するとよい。

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