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「フォアローゼズ」がパッケージリニューアル! マスターディスティラーが歴史と特徴を紹介

マイナビニュース / 2024年4月19日 17時49分

フォアローゼズの個性、ブランド・アイデンティティを体現するブランドパーパスである「Mellow moment」については、ストレート、オンザロックなど、さまざまな飲み方において、バーボンの持つすべてのフレーバーを楽しむための方法を紹介する。まず最初が「ストレート」。これはもっとも率直にバーボンを味わう方法で、花のような、果実のような、ほのかな香りを楽しむことができる。しかし、ストレートだけでは、バーボンの複雑な味をすべて味わうのは困難であり、次のステップとして水(常温)を少しずつ加えることを推奨している。

フォアローゼズは、2000年代初頭までは、日本とヨーロッパが二大市場で、アメリカではあまりマーケティングされていなかった。しかし今では、アメリカでも販売されており、日欧米が三大市場となっているが、この三大市場では、それぞれ商品ラインナップが異なっており、「フォアローゼズ ブラック」と「フォアローゼズ プラチナ」の2つは、日本市場限定での販売となっている。

「フォアローゼズ ブラック」は、酵母は同じだが、マッシュビルの違うレシピで作られた2種類の原酒を使用。さらに、6年以上熟成した原酒のみを使用することで、非常にバランスの取れたスパイシーさと甘さを実現。一方、高みを目指して開発され、“SUPER PREMIERE”と銘打たれた「フォアローゼズ プラチナ」は、4種のレシピを使い、最低でも8年、20%以上は10年以上熟成した原酒を使用。アルコール度数は43度だが、非常にエレガントでバランスの取れた、オーケストラのような複雑な味わいが特長となっている。
○■キリンビール マスターブレンダーの田中城太氏と特別対談

エリオット氏によるフォアローゼズのブランドセミナーに続いては、キリンビールのマスターブレンダーである田中城太氏も参加しての特別対談。

「一般的なバーボンはガツンと来るものを良さとしているが、その意味では、フォアローゼズはバーボンを知っている人からすると、バーボンらしくない」とし、それを「棘のない薔薇」と表現する田中氏。「フォアローゼズはすごくスムーズでメロウ」であり、だからこそ「そんじょそこらのバーボンじゃない」と話す。

エリオット氏も力強く同意し、熟成年数やアルコール度数を使い分けるだけでは味は変わらず、10個のレシピを組みわせることで、多彩な味わいを作り出していることを再度アピール。フォアローゼズのレシピはアルファベット4文字で表現されており、「OBSV」というレシピの場合は、最初の「O」がフォアローゼズ蒸溜所での生産を表し、2文字目の「B」はマッシュビルの種類を意味している。そして3文字目はストレートバーボンウイスキーの蒸留、4文字目は酵母の種類を表している。

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