福留孝介、中日・中田翔の“ある打席”に注目「ホームランのイメージがありますけど…」

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元プロ野球選手で野球解説者の福留孝介氏が13日、YouTubeチャンネル『【東海テレビ公式】ドラHOTpress』で公開された動画「ドラHOT+　福留孝察【ドラゴンズ強さの秘密】」に登場。中日・中田翔がチームに与える影響について語った。

○中田翔のバッティングを解説

同チャンネルでは今回、福留氏が今シーズンの中日の強さについて語る企画を実施。福留氏は、9日のDeNA戦で初回、1アウト1・2塁の場面で中田が右安打を放ち、先制点を記録したシーンに言及し、「中田選手の打球方向に注目してください。反対方向、逆方向への打撃を意識してるんですね」と解説する。

続けて、「中田選手は周りから見るとホームランというイメージがありますけど、ここでしっかりとチームのために打点を意識したバッティングをする。中田選手がこういう打撃をしてくれると、周りの選手にもいい影響が出ますし、点は入りやすくなりますね」と説明。

この解説を聞き、司会の峰竜太が「インタビューさせていただいた時も、打点ということをおっしゃっていた。それができる人ということですね」と尋ねると、福留氏もこれにうなずきながら、「彼がこれをやってくれると、彼の背中を見てる選手にもそういう意識がついてくる」と述べて、この話題を締めくくっていた。

【編集部MEMO】
打点王3回(2014年、2016年、2020年)、ベストナイン5回(2013年、2014年、2015年、2016年、2020年)、ゴールデングラブ賞5回(2015年、2016年、2018年、2020年、2022年)などの実績を持つ中田翔。昨年11月15日、読売ジャイアンツとの3年契約に盛り込まれていたオプトアウト権を行使して契約を破棄し、自由契約選手となることを選択。翌月6日に中日ドラゴンズと正式に契約し、入団会見に臨んだ。