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岡山大と両備システムズが開発した胃がんAI診断支援システム、医療機器製造販売承認を取得

マイナビニュース / 2024年4月25日 6時48分

研究責任者である岡山大 学術研究院医歯薬学域の河原 祥朗 教授は、「症例を増やしていくことで、さらに精度が向上する可能性がある」とし、今後も改良を進めていくことで、次の目標値である正診率90%の実現を目指したいとする。

一方の両備システムズは、今回の承認を得たことを踏まえ、今後事業化に向けた本格的な取り組みを進めていく予定としており、まずは年内は興味のある医療機関にAI支援システムを提供していく形で、事業化にめどをつけていきたいとしている。また、同社がこれまで展開してきた医療ITシステムソリューションに、新たにAI診断サポートを加えることで、シナジーの創出を図っていきたいともしており、2030年までにメディカルAI事業として10億円、医療事業全体で30億円の売上高を目指したいとしている。また、岡山大とは、胆道や膵臓についても画像AI診断の適用領域を広げていく取り組みも併せて進めていくとしており、さまざまな部位や疾患への適用を目指すともしている。

なお、実際の製造販売については、製品の製造および出荷可否判定を医療機器製造業の承認を取得している両備システムズが行い、その管理および監督、出荷の可否判定・検収を医療機器製造販売業の承認を取得したオージー技研が担い、それを踏まえて、医療機器販売業の承認を取得している両備システムズがユーザーに販売するという流れになるという。
(小林行雄)



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