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単独企業がメタバースイベントを開催するためのプラットフォームサービス「ZIKU」

マイナビニュース / 2024年5月7日 14時13分

画像提供:マイナビニュース

オンライン会議ツールの普及によりWebサイト上で開催されるウェビナーやイベントが増加する一方、実際に会場へ訪問した時のような臨場感やワクワク感がないなどの不満の声も多く聞こえるようになった。現在、それらの不満を最新のメタバース技術で補い、商談から見学会、採用説明会、ショールームまで利用できる3D空間を提供するのがオンラインイベントプラットフォーム「ZIKU」だ。同製品を提供するジクウは東京ビッグサイトで4月24日から26日まで開催された第33回 Japan IT Week 春内、メタバース活用EXPOでブースを出展しサービスのデモを行った。「ZIKU」とはどのようなサービスかレポートする。

○展示会やイベントをリアルに演出する「ZIKU」

「ZIKU」は仮想の3D展示会場やアバターを活用して、単独企業がメタバース空間上にブースを設置し、製品やサービスのPRをイベント開催できるサービスで、メタバース空間にはVRゴーグルや専用アプリ不要でブラウザだけでアクセスし、仮想展示会場の作成もテンプレートから外観・内装、色やテクスチャなどを選択するだけの手軽な設定で設営できるものだが、登録フォームのテンプレートやカスタマイズ、ブース来場者の把握、展示物の設定機能の向上など主催者用管理機能のバージョンアップを重ねており、最近では、2023年12月に岡崎市主催で開催されたオンラインビジネスマッチングイベントに採用された他、6月、7月には、京都ノートルダム女子大学では、ライフキャリア形成科目「短期インターンシップ・インターンシップA」の講義でも活用されている。

テキストチャットやボイスチャットでコミュニケーションを取ることが可能で、担当者をサポートするマーケティング機能により、来場者の属性情報や行動履歴などを閲覧しながら、声掛けする相手を絞り込むこともできる。これらの機能によりイベントやウェビナー、ショールーム、見学会、内覧会などの集客力アップ、エンゲージメントの向上、資料閲覧数の増加などの効果向上も期待できる。

展示会場では、「ZIKU」で作成された展示会用のオンラインサイトがどのようなものか、実際のPCを利用して体験することができた。デモサイトでは、よく知られている3Dゲームなどの背面視点でアバターを自由に動かし会場内を移動、ブースに近づくと吹き出しや音声での呼びかけが行われる。

画面右下のコマンドランチャーから様々な操作が可能だ。ブース内では、展示スペースに設置されたモニュメントやパネル画像、動画、製品などの説明を確認でき、チャットを使って担当者への質問やボイスチャットを使ったオンライン商談を行える。

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