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ソフトバンクの考える中高生のスマホ依存対策とは‐EDIX東京2024

マイナビニュース / 2024年5月13日 13時42分

画像提供:マイナビニュース

5月8日から10日まで、東京ビッグサイトで開催されたEDIX東京2024。同展示会は、学校・教育機関、企業の人事・研修部門など教育に関わる人に向けた展示会で、「業務支援」「教材・コンテンツ」「STEAM教育」「ICT機器」「教育DX」「人材育成・研修」「施設・サービス」という教育の課題に寄り添った7つのエリアで構成している。

本稿では、同展示会に出展したソフトバンクの「AIスマートコーチ」とスマホ依存対策に向けた取り組みを紹介する。
○体育の授業をAIでサポートする「AIスマートコーチ」

AIスマートコーチは、「動画で学ぶ、比較する、振り返る」を通してスポーツのスキル向上をサポートするスポーツ練習アプリだ。部活動の自主練習に活用できるコンテンツと、小中学校向けに学習指導要領に準拠した体育の授業に活用できるコンテンツの2つが用意されている。

使用方法としては、最初にプロ選手や大学生チーム、スポーツクラブの様子を撮影したお手本動画を鑑賞。次に動画と同じ動きをしている自分の様子を撮影し、自分の動画とお手本動画を並べて比較することで、自分のできていないポイントや苦手な部分を振り返る、という流れとなっている。

このアプリの最大の特徴は、動画を比較する際に「AI」が活用されているという点だ。これにより、動画に映る人物の骨格を解析し、お手本動画とどのくらい同じ動きができているか「マッチ度」という指標で計ることができる。

この比較の際には、動画を隣に並べて見ることができるだけでなく、お手本動画と自分で撮影した動画を重ねて見ることも可能となっている。これにより、手の角度や足の上げ具合、といった細かいところまでチェックすることができる。

そのほかにも「練習メニュー作成」という、練習場所や時間、目的を入力するだけで、自分に合った効果的な練習メニューを簡単に作成することが可能な機能も備わっており、主体的にスポーツ体験を生み出すことができる。

部活動向けのコンテンツには「野球」「サッカー」「ハンドボール」といった球技から、「弓道」「ダンス」「陸上」と16競技が用意されており、体育の授業向けのコンテンツには「器械体操」「跳び箱」「鉄棒」「縄跳び」という4種目(別途申込が必要)が用意されている。

筆者も体育の授業向けコンテンツの中から縄跳びの二重跳びを体験したが、お手本動画と自分自身の動画を重ねて見ることで、ジャンプの高さなどに違いを感じることができ、非常に勉強になった。

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