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将棋ファンだって語りたい!プロ棋士とファンが選ぶ、2023年度のベストバウトを発表!!【後編】

マイナビニュース / 2024年6月14日 11時30分

画像提供:マイナビニュース

2024年6月3日に発売された『将棋世界2024年7月号』(発行=日本将棋連盟、販売=マイナビ出版)では、プロ棋士が2023年度のベスト対局を選ぶ特別企画「熱局プレイバック」と、将棋ファンが2023年度のベスト対局を選ぶ新企画「将棋ファンの熱局プレイバック」を同時掲載しています。

後編となる本稿では、将棋ファンが選んだ2023年度の名勝負ベスト5+αを寄せられたファンの声とともに抜粋してご紹介します。ファンたちの心に突き刺さったのはどの対局だったのでしょうか?
○第5位:▲菅井竜也八段ー△豊島将之九段(第82期順位戦A級)

「将棋界の一番長い日」と言われるA級順位戦最終局。
その中でも、豊島将之九段が名人挑戦を決めた1局が5位にランクインしました。
劣勢の豊島九段が繰り出した自陣に駒を引き付ける手には、「絶対に負けない」という思いがこもっていました。
○【将棋ファンの声】

・後手の飛車を使った受けが印象に残ったため(はまち)

・菅井先生の勝ったら好手と言われていた手と、そんな手を指されながらも簡単に勝たせない豊島先生の攻防が面白かったです。
 江東区の控え室(山本先生)の検討がX(Twitter)上で盛り上がる対局はたいてい好局。(匿名)

・苦しいところあきらめず57飛から立て直しての逆転がすごかったから(しのぶ)

・名人挑戦がかかった大一番でピンチの豊島先生が指した5七飛が最後2枚龍となって大活躍したのが印象的でした(ぴよこ)

・終盤、豊島先生の二枚龍からのよせが凄かったです。(MAYU)
○第4位:▲佐々木勇気八段ー△藤井聡太竜王・名人(第73回NHK杯戦決勝)

藤井聡太竜王・名人が佐々木勇気八段を下し、優勝を飾った第72回NHK杯戦。
それから1年、またしても決勝の舞台に上がってきた2人がぶつかった対局が4位にランクインしました。
序盤から終盤までハイレベルで、優勝者を決めるにふさわしいしびれるような1局でした。
○【将棋ファンの声】

・とにかく速い!!聡太先生が指すのが待ちきれないと言わんばかりの勇気先生の様子が印象的でした。(森山)

・1年前と同じ決勝の舞台で大逆転で絶対王者を倒したところ。(信太裕之)

・藤井聡太八冠に研究勝負で打ち負かしたから(ジャックフルーツ)
○第3位:▲村田顕弘六段ー△藤井聡太竜王・名人(第71期王座戦本戦)

第3位は、村田顕弘六段の独特な序盤戦術と藤井聡太竜王・名人の終盤力が光った1局です。
八冠制覇に向けて最後のタイトル「王座」挑戦を狙う藤井竜王・名人に対し、村田六段は自身の名を冠した得意戦法「村田システム」をぶつけます。
村田システムの猛威に苦しめられた藤井竜王・名人でしたが、終盤に妙手を連発し、大逆転勝利を収めました。
村田六段も敗れはしたものの、その意欲的な指し回しが評価され、のちに升田幸三賞特別賞を受賞しています。
○【将棋ファンの声】

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