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"英語を活かした就活"の最新事情とは? 企業が求める人材や資格を聞いてみた

マイナビニュース / 2024年6月6日 9時3分

画像提供:マイナビニュース

社会に出たら、"英語を使ってグローバルに仕事がしたい"と考える人もいるでしょう。しかし、グローバルに働くといっても、実際にはどのような業界や業種で英語が活用できるのか、語学力以外に何が求められるのかを知る機会は、あまり多くないかもしれません。

そこで今回は、マイナビ 就職情報事業本部の岡崎友里恵さん(崎は「たつさき」)に、英語を活かした就活の現状や、企業から求められる経験や資格、人物像などについてお話をうかがいました。

岡崎さんは、留学経験のある日本人学生や日本で就職活動をする外国人留学生、またグローバル視点をもった新卒人材を求める企業を対象に、就職活動のサポートやイベントを担当しています。いわば、国際派就活におけるプロ! そんな彼女に気になるギモンをぶつけてみたので、早速みていきましょう。
■英語を活かせる舞台は想像以上に多い!?

━━英語を活かした就活というのは、近年増加傾向にあるのでしょうか。英語が使える人材を求めて求人を出す企業の数や、英語を強みにする就活生の数に変化はありますか。

グローバル化の進展とともに、英語を活かした就活はかなり早いペースで増えてきています。

例えば、マイナビ2025で、「海外留学経験のある学生を積極採用」している企業を調べると約3,000社ヒットしますが、これがマイナビ2026になると、約3,400社もヒットするんです(執筆時時点)。1年で400社も増えていますし、やはり英語が使える人材の必要性はどの企業も感じているでしょう。

また、コロナ禍で一度は大きく減った留学生も、2023年にはコロナ前の水準近くまで戻ってきています。10年ほど前と比べても留学する学生は増えていて、それとともに、英語が使えることや留学経験を強みに就活する学生も増加していますね。

━━最近では円安の影響もあり、日本の経済力が弱まる傾向も見られますが、日本の賃金が各国より低いことを意識して、海外での就活を考える学生も多いのでしょうか。

海外に行っている学生と話すと、「給与を考えればこのまま海外で就職したい」という希望も耳にしますが、基本的に海外は新卒から「スキル採用」。新卒でいきなり採用してくれる企業は少ないですし、かなりの強みやスキルを持っていないと就職のハードルは高いです。

一方、日本の就活は「ポテンシャル採用」が特徴です。企業は特に、その人のパーソナリティや、入社後にどれくらい成長してくれるかという今後の期待値を見てくれます。ですので、「一度日本で就職してスキルを積もう」と考える学生が多いですね。

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