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「REDMAGIC 9 Pro」レビュー、純粋なゲーミングスマホを今求めるなら“買い”

マイナビニュース / 2024年6月5日 21時45分

そしてインカメラに至っては、使わない時は“消える”仕様です。アンダーディスプレイカメラ(UDC)という技術で有機ELの裏にインカメラが隠されており、ノッチやパンチホールなどで表示領域が欠けることもないという優れもの。角に余計な丸みのない形状や93.7%という画面占有率の高さと相まって、映像への没入感は格段に上がります。代償としてインカメラの写りはあまり鮮明ではありませんが、eKYC(本人確認)に使う程度であればなんとかなりました。

縦持ち時の右側、横持ち時の上側となる面を見ると、両端にタッチ式のショルダートリガーがあります。アプリごとに操作を割り当てることができ、単に画面内のどこかをタッチするのと同等の動作だけでなく、モーション検知と組み合わせたり2連続のアクションも設定できます。

側面中央の赤いスライダーを動かすと「ゲームスペース」が起動します。通常のホーム画面にゲームアプリを並べておかなくてもこちらのランチャー経由でゲームアプリだけを探し出して起動できるだけでなく、タッチ感度やGPUパフォーマンスなどの細かな設定も可能です。

低遅延の有線イヤホンが求められるシーンも多いゲーミングスマートフォンらしく、イヤホンジャックも搭載しています。ただ、イヤホンジャックもUSB Type-C端子も一般的なスマートフォンのような縦持ちを前提とした配置で、横持ちでゲームをする際には邪魔になってしまうのが少し残念。特に左上に来るイヤホンジャックはトリガー操作との相性の悪さが気になりました。

動作は快適そのもの。冷却ファンは急速充電時にも活躍

REDMAGIC 9 PROの主な仕様は以下のとおり。なお、評価機はメモリ16GB/ストレージ512GBのモデルです。

OS:REDMAGIC OS 9.0(Android 14ベース)

SoC:Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3

メモリ(RAM):12GB/16GB LPDDR5X

内部ストレージ(ROM):256GB/512GB UFS 4.0

外部ストレージ:非対応

ディスプレイ:6.8インチ 2,480×1,116(20:9)有機EL リフレッシュレート最大120Hz

アウトカメラ:広角5,000万画素+超広角5,000万画素+マクロ200万画素

インカメラ:約1,600万画素 アンダーディスプレイカメラ(UDC)

対応バンド(5G):n1/n3/n28/n41/n77/n78

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