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「REDMAGIC 9 Pro」レビュー、純粋なゲーミングスマホを今求めるなら“買い”

マイナビニュース / 2024年6月5日 21時45分

対応バンド(4G):1/3/5/8/18/19/26/28/34/41/42

SIM:nanoSIM×2

Wi-Fi:Wi-Fi 7対応

Bluetooth:5.3

バッテリー:6,500mAh

急速充電:最大80W(専用充電器付属)

外部端子:USB Type-C、3.5mmステレオミニジャック
生体認証:

サイズ:約163.98×76.35×8.9mm

重量:約229g

まずCPU/GPU性能に関しては、発売から5カ月ほど経った現時点でもAndroidスマートフォンとしてはトップクラスのものです。Qualcommの最新世代のハイエンドチップ「Snapdragon 8 Gen 3」に加え、メモリ・ストレージともに大容量かつ高速なものを採用しています。そして、普通のハイエンドスマートフォンでは排熱の問題でチップのパフォーマンスを十分に引き出せないこともありますが本格的な冷却システムを備えている効果もあって、重量級ゲームの長時間プレイにも耐え得る性能があります。

映像表現と操作入力の両面でスマートフォンゲームにおいてはプレイ体験を大きく左右する要素であるディスプレイも優秀で、インカメラや角の余計な丸みなどに妨げられない全画面デザインによる没入感の高さは先述の通り。加えて、BOE Q9+発光材料を採用した最大輝度1600nitsのディスプレイパネルの表示品質も高く、タッチサンプリングレートは常時最大960Hz(マルチポイント)、瞬間最大2,000Hzとゲーミングモデルらしい高速仕様です。

FPS系などでは特に音の聴こえ方も重要になるでしょうが、ステレオスピーカーの音の出方そのものは悪くありません。ただ、画面占有率を極限まで高めた代わりにフロントスピーカーにはできていないので、横持ちで両手で握った際にスピーカーを覆ってしまいやすいのが玉にキズ。

そして高負荷の動作を長時間続けるならバッテリー性能も重要。6,500mAhの大容量バッテリーを搭載しており、ゲームプレイ中よりむしろ普通のスマートフォンとしての使い方をしている時に、長編の動画を観たりテザリングをしたりしてもなかなか残量が減らず驚きました。プロセスの微細化によって省電力性能が大きく向上した最新のハイエンドSoCだからこそというのもあるでしょう。

「横持ちでのゲーム中に使いにくい端子配置なのが惜しい」とは申し上げましたが、実のところ80Wで35分あればフル充電できてしまうという急速充電性能の高さゆえに、休憩を取ったり接続待ちをしたりする時間を有効活用すれば困ることは少ないはずです。

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