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kintoneでゼロから始めるノーコード開発 第1回 「kintone(キントーン)」とは? 概要と「無料お試し」登録方法を知る

マイナビニュース / 2024年6月14日 11時0分

もちろん、作成したアプリ(データベース)は、会社のパソコンだけでなく、自宅のパソコン、スマートフォン・タブレットといったモバイル機器からも利用できる。このため、「リモートワーク」や「外出先からのアクセス」にも問題なく対応できる。

kintoneはWebブラウザ上で動作するサービスとして提供されているため、必要となる動作環境は「インターネット接続」と「Webブラウザ」のみ。公式の発表には、以下のWebブラウザでkintoneが利用可能と記されている。

【Windows】
・Microsoft Edge(最新版、※Chromium版のみ)
・Mozilla Firefox(最新版)
・Google Chrome(最新版)

【macOS】
・Safari(最新版)
・Mozilla Firefox(最新版)
・Google Chrome(最新版)

【iOS、iPadOS/Safari】
・最新の2バージョン
 ※iOSやiPadOSの最新バージョンが17の場合、動作環境は16と17になる。

【Android】
・Android 10以降のAndroid Chrome(最新版)

いずれも普及率の高いWebブラウザといえるので、よほど古いPC(モバイル機器)でない限り、動作環境に困ることはないだろう。さらに、AndroidやiOS向けの「モバイルアプリ」も用意されている。
kintoneは何に使える?

先ほど、アプリの例として「名刺を管理するアプリ」を紹介したが、これ以外にもさまざまな用途にkintoneを活用できる。スタンダードコースの場合、最大1000個までアプリを作成できるため、用途にあわせて次々とアプリを作成していくことができる。

いくつか例を紹介していこう。以下の図は、取り扱っている商品の「型番」や「価格」など、商品データを登録したアプリの例だ。こういったアプリを用意しておけば、取引先や自宅でも問題なく商談を進められるようになる。紙の資料を持ち運ぶ必要がなくなる。

そのほか、在庫を管理するアプリ、生産スケジュールを管理するアプリなど、業務に必要なアプリをkintoneで作成しておけば、よりスムーズに商談を進められるようになるだろう。

ExcelのLOOKUP関数のように、他のアプリ(データベース)からデータを自動取得できる機能も用意されている。以下の図は、受注伝票のアプリをkintoneで作成した例だ。「商品名」を入力すると、先ほど紹介した「商品データ」のアプリから「型番」「入数」「単価」のデータが取得され、各項目に自動入力される仕組みになっている。

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