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パスポートのいらない英国!? 福島の「ブリティッシュヒルズ」でプチ留学を体験

マイナビニュース / 2024年6月15日 11時30分

ライブラリーの隣には、夕食後にお酒や葉巻をたしなみながらゲストとゲームに興じたという「スヌーカー・ルーム」がある。スヌーカーとはビリヤードよりも盤面が広く、球数が多い19世紀に考案されたゲーム。ちなみに、アクティビティでは、スヌーカー体験もできるので気になる人はぜひ参加してみてほしい。

続いては、メインダイニングとなる「リフェクトリー」へ。リフェクトリーとは、修道院や大学に寄宿する人たちが利用する食堂を指す。バルコニーに学長やゲスト、手前の一段高い場所に先生たちが座り、中央で学生たちが食事をするそうだ。高い吹き抜け、むき出しのはりと三角屋根、英国各州の旗が並び、映画の世界をほうふつとさせる。

ツアーでは巡らなかったが、マナーハウス内にはお土産ショップ「ビクトリアンアレー」も備わっている。オリジナルグッズをはじめ、英国雑貨やお菓子、紅茶などを取りそろえる。ちなみに同施設では、価格がすべて1£=100円換算の£(ポンド)表記となっているのも面白い。

また、18歳以上の宿泊客限定で利用できるのが「エグゼクティブラウンジ」だ。貴族の邸宅でいうところのドローイング・ルーム(応接室)にあたる部屋で、日中はコーヒーや紅茶を、夕食後はシングルモルトウイスキーやカクテル(ともに別途料金)を楽しめる。


正しいスコーンの食べ方は2通り!? 本場のアフタヌーンティーを体験

英国文化を体感する上で欠かせないものといえば、やはりアフタヌーンティーであろう。「アスコットティールーム」では、約20種類の紅茶を取りそろえ、本場英国のアフタヌーンティーと家庭料理を味わえる。

1階にはティールームとテラス席があり、2階にはクラフトルームがある。同店でも「Hello, how many?(何名様ですか?)」と英語で尋ねられるので「Just one.(私一人です)」「Table for 2, please.(2人席をお願いします)」などと返すといいだろう。

「アフタヌーンティー」(2,800円/人)は、自家製のスコーン(プレーン、レーズン、チーズの中から2種類選べる)をはじめ、サンドウィッチやキャロットケーキ、季節のタルトがスタンドに盛られて登場するほか、好みの紅茶を1種類選ぶことができる。

加えて、アフタヌーンティーの内容に温かいお肉や魚料理をプラスした「ハイティー」(4,000円)も提供している。ハイティーはもともと、19世紀後半に夕食として労働者に振る舞われていた食事だという。

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