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パスポートのいらない英国!? 福島の「ブリティッシュヒルズ」でプチ留学を体験

マイナビニュース / 2024年6月15日 11時30分

ここでいくつかのティーマナーを教えてもらった。はじめに、ティーフードは手を使って食べて問題ないとこのこと。食べる順番は自由だが、同店ではスコーンとキッシュが温かい状態で提供されるため、迷ったら温かいものから食べるのがおすすめだという。

スコーンは、手を使って横半分に割り、割ったところにナイフでクロテッドクリームとジャムを塗っていただく。実はこの塗り方、本場の英国では2通りあることをご存じだろうか。

クロテッドクリームを先に塗りジャムをのせるクリームファーストな塗り方を「デヴォンシャー式」、ジャムを先に塗り、クロテッドクリームで覆うジャムファーストな塗り方を「コーンウォール式」と呼ぶ。同名の2つの地方から始まった食べ方のため、この名がつけられたそう。塗り方の順番で味わいが変わるため、好みの食べ方を探るのもこれまた一興。

またポッドの紅茶がなくなったり、渋くなったりしたら「差し湯」をお願いすることもできるので覚えておこう。
伝統文化体験がかなう「英語カルチャーレッスン」

ブリティッシュヒルズ、英国の伝統文化を体験できる「英語カルチャーレッスン」が日替わりで開催されている。クッキングやカリグラフィー、スヌーカーなどさまざまあるが、今回は「ティーブレンディング」を受講してみた。

このレッスンでは、カリブ海の島・バルバドス出身の先生が担当してくれた。実は、本施設の教師陣はコモンウェルス(英連邦王国)出身者のみのネイティブスピーカーで構成されている。

レッスンでは紅茶にまつわるクイズにはじまり、紅茶のタイプやグレードを学ぶ。その後フレーバー・香りの英語表現や各紅茶の特性を学び、実際に各々ティーブレンディングを行う。ワークシートを使い紅茶の味わいを表現する英語を学んだり、参加者同士で好きな紅茶について英語で語り合ったりするシーンもあった。

教科書を使いながら机に向かって勉強をするよりも、アクティビティの一環で英語を用いることで、実用的な英語力が身についたように感じた。
パブでオリジナルビールやディナーを満喫

今回、夕食は伝統的なブリティッシュパブを再現した「フォルスタッフパブ」でいただいた。ディナータイムにはシーズナルコースメニューやフィッシュ&チップスを、19時半以降のカクテルタイムにはスナックやビール、カクテルなどをキャッシュオンデリバリーで楽しめる。

はじめに、予約している場合は「I have a reservation under the name of Tanaka for 6PM.(6時に予約している田中です)」などとスタッフに伝えるといいだろう。

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