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パスポートのいらない英国!? 福島の「ブリティッシュヒルズ」でプチ留学を体験

マイナビニュース / 2024年6月15日 11時30分

着席したら「Can I have a beer, please?(ビールを1杯ください)」などのように好みのドリンクをオーダーしてみよう。同店ではオリジナルビールの「ブリティッシュヒルズ プライド ブロンドエール」や、創立30周年を記念した「イングリッシュエール」のほか、英国で定番の「ギネスビール」も味わえる。

訪れた日のシーズナルディナーでは自家製スモークサーモンを使った前菜にはじまり、春ゴボウのクリームスープ、ラムモモ肉のロースト、パン、チェリーパイのアングレーズソースなどが振る舞われた。

ちなみにラムモモ肉のローストには皮付きのベイクドポテトが添えられていたのだが、皮がついたジャガイモがジャケットを着ているように見えることから、イギリスでは「Jacket Potato」と呼ぶことがあるそうだ。
猫足バスタブを完備したクラシカルな客室に宿泊

この日は、中世英国の雰囲気を再現した一般棟に宿泊。宿泊棟は学生など団体客が利用しているというドミトリー棟が5つ、一般棟が3つあり、それぞれ英国偉人の名前がつけられている。今回私はターナーという一般棟に宿泊した。

各宿泊棟にはゲスト共用のラウンジが設けられており、コーヒーや紅茶を自由に味わえる。ターナーをはじめとする約35平方メートルのスタンダードツインルームは、ベッドエリアに書斎、テレビと椅子が設けられたリビングエリアに分かれている。

棚に収められたテレビは、電源を入れるとイギリスのBBC放送が流れるようになっており、さながら英国に滞在しているよう。

さらにバスルームは英国伝統様式で、クラシックな猫足バスタブもある。凝った装飾やタイル張りがなんとも愛らしい。

クラシカルな部屋で熟睡した翌日の朝食はビュッフェスタイルで、「レフェクトリー」にていただく。パンや卵料理、ソーセージ、ベーコン、ワッフル、パンケーキなど英国らしいメニューがそろう。もちろん、朝食の案内も英語で行われ、最後までどっぷり英国気分に浸かることがかなった。

日本にいながら英国さながらの体験ができるブリティッシュヒルズ。英語でのコミュニケーションが基本だが、日本人スタッフもいるため困ったときも安心。標高も高く冷涼な気候なので、夏の避暑地として、週末のプチトリップ先として、また短期留学先として重宝するだろう。

■Information
「ブリティッシュヒルズ」
【住所】福島県岩瀬郡天栄村大字田良尾字芝草1-8
【受付時間】9:30~18:00(年中無休)

中森りほ 中森りほ グルメ系Webメディアの編集を経て2017年よりフリーライターに。毎月各地を訪れ、ホテルや飲食店を中心に取材、撮影、執筆。フードアナリストの資格も持つ。 仕事実績:https://nakamoririho.com/portfolio/ この著者の記事一覧はこちら
(中森りほ)



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