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「午後の紅茶」が6年ぶりにリニューアル - スリランカの紅茶葉へのこだわりを紹介

マイナビニュース / 2024年6月10日 13時22分

そして2024年は、【お客様との約束】に基づく持続的な成長に向けて、ヘルスサイエンスを強みとした強固な事業ポートフォリオへの変革を加速させるとともに、CSVを基軸とした強いブランド作りと収益性の向上を目指すため、「おいしい健康を実現する強固なブランドの構築」と「持続的な成長を支える事業基盤の強化」といった2つの重点課題を設定。そして、「おいしい健康を実現する強固なブランドの構築」を実現するためには、プラズマ乳酸菌などのヘルスサイエンス飲料の拡大に加え、同社の基幹ブランドである「午後の紅茶」から新たな価値提案を行い、紅茶カテゴリをさらに魅力化、活性化していく必要があるとした。
○●「午後の紅茶」から新たな価値提案を

「午後の紅茶」は、日本の紅茶市場をリードするカテゴリーNo.1のブランドであり、「キリンビバレッジのDNAといっても過言ではない」という井上氏。「午後の紅茶」がさらに成長し、日本に紅茶文化を定着させていくために、2024年は年間を通じて、紅茶が持つ上質感や報酬感が伝わるような飲用体験を提供していくとし、その中で、「午後の紅茶」の中核商品である「ストレートティー/ミルクティー/レモンティー」については、中味、パッケージ、容器を6年ぶりに大きく刷新し、6月18日に発売する。

この3商品以外にも、新たなアプローチで紅茶の魅力を発信。「午後の紅茶」に一部使用されているスリランカ産の紅茶葉は、その品質の高さから世界中で愛されており、本年はスリランカ産紅茶葉を訴求することによって、「午後の紅茶」の品質感をしっかりとアピールしていくほか、夏場はアイスティーとして楽しむことで、紅茶をより身近な飲み物として感じられるシーンを提案していく。

「『午後の紅茶』はおいしさという価値だけではなく、社会課題の解決に繋がる価値を持つブランドでもある」と繰り返し、「午後の紅茶」に一部使用されているスリランカ産紅茶葉は、その約4割が日本に輸入されており、さらにその2割が「午後の紅茶」に使用されている点を言及。スリランカにおいて茶葉は国を代表する農産品であり、その輸出額は農業分野の約半数を占める。「つまり、『午後の紅茶』が売れるということは、スリランカ農家の経済的な支援にも繋がる」と井上氏は強調する。。

キリンビバレッジでは、スリランカの紅茶農園に対して、国際的な農園認証制度である「レインフォレスト・アライアンス認証」の取得支援を行っているが、この活動は、農家が自然や人権に配慮しながら継続的に紅茶葉を生産できるように、農業の技術を学び、認証取得に向けたサポートを行うというもので、同社のサポートによって、スリランカ国内の3分の1にあたる大規模農園が認証を取得。持続的に紅茶葉が輸入できる地盤が整いつつあるという。

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