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小池栄子×仲野太賀、宮藤官九郎脚本に感じる“メス”の鋭さ 『新宿野戦病院』でタッグ「ドヤ顔で突っ走る」

マイナビニュース / 2024年6月14日 7時0分

小池:そうですね。

仲野:それを楽しんでもらえるよう頑張ります……といっても、僕はあんまりすることがないので(笑)。一番大変なのは小池さんで、それに比べたら僕は非常に楽な立場ですいません!

小池:いえいえいえ(笑)

――小池さんは『新ナニワ金融道』(2015年)以来の河毛俊作監督ですね。

小池:やっぱり監督の顔を見ると、緊張してビシッとしますよ。最後には「一緒にやって良かったな」と思ってもらいたいと思って、一生懸命やってます。「なんだ、つまんなかったな、こいつ」とは思われたくないので(笑)

――仲野さんは、河毛組の現場は初めてですか?

仲野:はい。やっぱりフジテレビの巨匠の監督さんという印象で、そんなすごいキャリアのある方と宮藤さんが組むというだけで楽しみでしたし、そこに携われるのもうれしいです。河毛さん、宮藤さん、小池さん、僕で世代が違うんですが、その中で同じものが作れるということが、素敵だなと思います。

――河毛監督独特の撮り方というのはあるのですか?

仲野:撮影が始まったばかりのころ、リハが終わったら河毛さんが、「今言うのもアレなんだけどさ、俺、基本1テイクしか撮らないから」っと宣言されて(笑)。撮影は速いですし、失敗できない緊張感がありますね。

小池:緊張しますよ。そこにみんなが思いを込めますからね。

●「いろんな顔を見せてくれる」「できないことはない」
――お互いの印象は、いかがでしょうか。

小池:仲野さんは、いち視聴者として見させていただいて、硬派な役から情けない役、怪しい役、胡散臭い役……そんな感じで目まぐるしくいろんな顔を見せてくださる方だなと思います。その中で、こんなに肩に力の入っていない役者さんってすごいなと思ったんです。「この役はこうだからこうするんだ」ってあんまりガチガチに決めないで、そのシーンの温度みたいのを大切に、自分の役の範囲内で遊んでらっしゃる方なのかなって、リハを一緒にやらせてもらって瞬時に思いました。

仲野:小池さんは、もう僕が子どもの頃から活躍されていて…

小池:私そんな前からやってないって(笑)。まだ43だっつーの!

仲野:すいません、大ベテランみたいな言い方して(笑)

小池:いえいえ、うれしいですよ。

仲野:とにかくいろんなフィールドで活躍されていて、「できないことはないんじゃないか」と思うくらい、本当にスマートですよね。お芝居をしてもそうですし、バラエティもそうですし、本当に頭いい方なんだろうなって思って。それでいて、どんな局面でも、どんな立場や役柄でも、誠実さが伝わってくる。仕事に対するプロフェッショナルさを日頃から感じていて、いつかご一緒できたらいいなと思っていたので、今回はたくさん学ばせていただこうと思っています。

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