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「DLSS+FSR 3」でFPSが倍に! PC版『ツシマ』で超美麗フィールドをヌルヌル駆け巡る

マイナビニュース / 2024年6月18日 10時32分

何よりも本作の白眉は、ゲームプレイを彩る美麗グラフィックだろう。一面に広がる彼岸花、黄葉に染まる寺、白銀の山道……。移動の度に見つかる美しいロケーションは、開発陣が「対馬への恋文」だと語っているように、現実の対馬の再現ではなく、かつてあったかもしれない日本への憧憬が反映されている。フォトリアルでありながら、幻想絵画のような非現実的な光景は、しばしば目を奪われて蒙古への復讐を忘れさせるほどだ。

美しいのは自然だけではない。戦いの場面においても、美意識は徹底されている。黒澤明の映画『乱』や『七人の侍』をはじめとする時代劇へのオマージュとリスペクトが注ぎ込まれた画づくりは、まさに一編の映画のよう。カットシーンはもちろん、激しいアクションの操作中にも“画”になる場面が頻出する。

ディレクターズカット版で追加された拡張コンテンツ「壹岐之譚」は、メインストーリーの途中から開始できる。対馬と同様に蒙古の襲来を受けている壱岐島にわたり、抵抗を続ける浪人や女海賊といった島民と手を組み、幻術使い・オオタカに立ち向かうストーリーだ。

この拡張コンテンツ、単純なボリューム増ではなく、遊びの幅がしっかり拡張されている。カウンター攻撃が強化される鎧や、一撃必殺の「連殺」を遠距離の敵にも決められるようになる護符など、強力な装備の数々を入手でき、蒙古いじめがさらにはかどる。

また、射的タイムアタック「弓の修練」やタイマンバトル「刀競べ」といったミニゲームに、鹿、猫、猿といった動物たちとの触れ合いも追加され、本編を遊び尽くしたプレイヤーにとっても、まさに理想的な全部盛りのおかわりといった内容だ。

オンライン協力型マルチプレイモード「Legends/冥人奇譚」も忘れてはならない。ざっくりいえば「Ghost of Tsushimaのアクションでハクスラ」を楽しむコンテンツだ。

近接戦闘を得意とする「侍」や暗殺を得意とする「刺客」など、4つの「役目(キャラクタータイプ)」から操作キャラを選び、ステージを攻略して、経験値やレアドロップ装備を稼いでいく。本編とゲーム性がガラッと変わり、ひたすらにレアドロを狙うやりこみ要素がおもしろい。

なお、「Legends/冥人奇譚」をプレイする場合には、PlayStation Networkとの連携が必要。PS4/PS5/PCのクロスプレイに対応しているので(クロスプレイでのマッチングは現在、ベータ版として提供され、今後のアップデートにより正式実装される予定)、PS4、PS5版を所有するフレンドを招待して一緒に遊ぶことも可能だ。

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