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「DLSS+FSR 3」でFPSが倍に! PC版『ツシマ』で超美麗フィールドをヌルヌル駆け巡る

マイナビニュース / 2024年6月18日 10時32分

選べる超解像技術のオプションと多彩なグラフィック設定。どう変わる?

本作の移植を手掛けたのはSIE傘下のNixxes Software。近年の実績では『Horizon Forbidden West Complete Edition』など、高品質な移植に定評がある。本作もリリース時から大きな話題となるようなバグはなく、品質面で懸念すべき点はない。

移植にあたって最も目玉となるのはグラフィック設定の追加だろう。これにより、コンシューマー機にはない高フレームレートでのプレイや、SteamDeck(※)のようなポータブルデバイスでのプレイが可能になった(※SteamDeckでは「Legends/冥人奇譚」モードが非対応)。また、ウルトラワイドモニター向けに最適化されており、21:9、32:9、48:9のアスペクト比に対応している。

とはいえ、追加された設定項目から、自環境にとってベストな設定を探すのは手間がかかるもの。ここでは、特にフレームレート向上に大きく関わる項目を紹介しよう。

まず試したいのが、超解像技術(Super-resolution)。ざっくりいうと、画質とフレームレートの向上を両立する技術のこと。本作ではNVIDIA DLSS、AMD FSR 3、Intel XeSSといった主要各社が提供する最新技術から、いずれかを適用できる。

NVIDIA DLSSは、NVIDIA製のグラボにのみ対応しており、AMD FSR、Intel XeSSは、他社のグラボにも対応しているという違いがある。基本は使用しているグラボに対応するメーカーの機能を適用するといいが、たとえばNVIDIA製のグラボでAMD FSRを適用しても問題ない。

また、本作ではフレーム生成機能を利用できる。これはAMD FSR 3に付随していた機能だったが、現在は独立した機能として提供されており、NVIDIA DLSSやIntel XeSSとも組み合わせることが可能だ。

具体的な設定方法は、まず「アップスケールメソッド」から、DLSS、AMD FSR 3、Intel XeSSのいずれかを選択。次に「アップスケール品質」か「動的解像度スケーリング」のどちらかを設定する。

「アップスケール品質」は超解像技術によって描画される画像の解像度品質。「動的解像度スケーリング」は、設定したFPSの維持を優先して解像度が調整される仕組み。性能に余裕があるならできるだけ「アップスケール品質」を上げるのがおすすめだ。

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