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「DLSS+FSR 3」でFPSが倍に! PC版『ツシマ』で超美麗フィールドをヌルヌル駆け巡る

マイナビニュース / 2024年6月18日 10時32分

なお、超解像技術を適用しない場合に選べる「アンチエイリアス」は描画のギザギザ(ジャギー)をなめらかにする機能。超解像技術を使う場合はそれぞれに対応する技術が自動で適用されるが、超解像技術を使わない場合は、「SMAA」、「SMAA T2X」、「TAA」、「DLAA」、「AMD FSR 3 Native AA」、「Xess Native AA」といったオプションが用意されている。

今回、筆者はWQHD(2560×1440)、165Hzのゲーミングモニター、NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti(VRAM12GB)のグラボを使用してプレイ。グラフィックのプリセットを「非常に高い」に設定して、「超解像技術なし」「超解像技術あり」「超解像技術+フレーム生成あり」の3パターンでFPSを比べてみた。

結果、筆者の環境ではDLSS、AMD FSR 3、Intel XeSSの間で、グラフィック、パフォーマンスともに大きな違いは感じられなかった。一方で、フレーム生成を利用した場合、FPSは2倍近い数値を確認できた。

次にグラフィックオプションを見ていく。各設定項目は、GPU性能にかかわるもの、ビデオメモリにかかわるものなどがあるため、使用グラボによってパフォーマンスへの影響度合いは変わる。

そのため、あくまで目安ではあるものの、グラフィックとパフォーマンスの両立を目指すのであれば、「テクスチャ品質」はなるべく落とさず、FPSに与える影響がほかの項目と比べてやや大きい「ディテールレベル」の品質を落とすのが良さそうに感じられた。

プリセットのセッティングを落としても全体の印象を大きく損なうわけではないが、超解像技術と合わせて設定を調整すれば、できる限りの高画質を維持しながら快適なプレイができそうだ。

まとめると、フレームレートを上げたい場合にはグラボに合った超解像技術と、フレーム生成の併用がおすすめ。その上で性能が物足りないPC環境では、最高品質のプリセットをベースに各グラフィック設定を見直し、調整するのがいいかもしれない。

FPSの向上によって映像のズレ(ティアリング)が発生するような場合は、Vsyncの設定をオンにすると安定が期待できる(FPSがモニターのリフレッシュレートに同期され、60Hzのモニターなら60FPSが上限となる)。

なお、各種プリセットの推奨スペックは移植を手掛けたNixxes Softwareが公表している。購入前の参考や、自身の環境に対応するプリセットを選ぶ際の目安として確認しておこう。

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