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投資初心者が知りたい「投資信託の買い方」- まず何をすればいい? 運用の注意点は?【FPが解説】

マイナビニュース / 2024年6月17日 13時27分

投資信託は、基本的にいつでも解約(換金)して現金を手元に戻すことができます。全額でも一部でも、資金計画に合わせて柔軟に解約することが可能です。

なお、詳しい購入の流れは各金融機関で異なりますので、口座を開設した金融機関のホームページ等で確認しましょう。
■投資信託の運用で初心者が注意したい点

最後に、投資信託の運用を行ううえで、初心者が特に意識すべき点をご紹介します。
<投資は余裕資金で行う>

投資信託に限らず、投資は余裕資金で行うのが基本です。投資は不確実なものですので、資産が増えることもあれば減ることもあります。そのため、生活費や将来使う予定のお金を投資に回すと、必要な支払いができず困ってしまう場合があります。投資には元本保証がないことを踏まえ、必ず余裕資金で行いましょう。

また、貯金ができない家計状況での投資もおすすめしません。まずは家計を見直し、毎月一定額を貯金できるようになってから投資を始めましょう。
<自分の「リスク許容度」について考える>

また、自分の「リスク許容度」を見極めることも大切です。リスク許容度とは、「どの程度の損失まで受け入れられるか」という度合いのことで、年齢、収入、資産の額、家族構成、投資の知識や経験、性格などによって異なります。

リスク許容度はあくまで主観的なものであるため、正確に測定することは難しいですが、一般的には、運用期間を長く持てる若い人や収入の多い人、資産を多く持つ人などはリスク許容度が高いとされています。

自分のリスク許容度を超えた運用をすると、値下がり局面において、生活に支障をきたすほどの損失を出してしまったり、過度に不安な状態が続いたりすることもあります。投資を始める際には、自分のリスク許容度を考え、それに適した資産配分や商品選びを意識しましょう。
<「長期・積立・分散投資」を心がける>

リスクを抑えて安定的なリターンを目指すには、投資の基本である「長期・積立・分散投資」が大切です。長期投資に明確な定義はありませんが、投資期間は長ければ長いほどお金を増やしやすいと言われているため、10年以上を目安にするといいでしょう。

積立投資は、少額から自動で買付ができ、購入のタイミングを分散することで比較的リスクを抑えやすいというメリットがあります。

分散投資には、積立投資で可能になる「時間の分散」に加えて、「資産の分散」や「地域の分散」もあります。たとえば、国内の株式だけに投資すると利益や損失にはばらつきが生じますが、株式と債券、国内と海外など投資対象を分散させることで、利益や損失の平準化が期待できます。

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