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レッドハット、次世代AI戦略としてLAB方式のAI育成プラットフォームを提供 - 2024年度 事業戦略説明会

マイナビニュース / 2024年6月24日 9時36分

画像提供:マイナビニュース

レッドハットは6月20日、東京赤坂インターシティカンファレンスで2024年度 レッドハット事業戦略説明会を開催した。会場では代表取締役社長 三浦美穂氏が登壇し、2023年度の活動を振り返ると共に同社の今年度の目標について発表、注目のAI戦略に関しての説明も行われた。説明会の模様についてレポートする。
○デベロッパーエクスペリメント向上と「OpenShift」、次世代ビジネスとして産業オートメーションとEnterprise AIに注力

三浦氏は、初めにレッドハット日本法人が今年で25周年を迎えることができたことに謝辞を述べ、次に昨年度の同社の活動と2024年度の事業戦略の説明を行った。

同社の2023年度の活動については、コアビジネスにあたるコンテナ・コンテナ自動化サービスにあたるKubernetesをベースとしたハイブリッドクラウド・アプリケーション・プラットフォーム「Red Hat OpenShift(以下略、OpenShift)」などの好調による2桁成長の継続、同サービスのAWS、Azureでの利用の拡大、エッジビジネスでの基盤構築など、順調に事業展開が進んでいることを報告した。

特に「OpenShift」については、「DX白書2023((IPA)[https://www.ipa.go.jp/publish/wp-dx/dx-2023.html])」でも指摘されていたが、コンテナ・コンテナ自動化サービスを利用・検討している企業が米国73%に対して日本は25%と大きく乖離しており、増加が予測できるためサービスの需要が今後も期待できる。

レッドハットの社会的役割として"常に時代にあわせた最適なプラットフォームを提供し続ける"ことを強調、2024年度に目指すべきプラットフォーム展開として"プラットフォームの未来をつくる"をテーマにデベロッパーエクスペリメントの向上と次世代ビジネスの成長の2つコンセプトを掲げた。具体的サービスとして「DevSecOps(開発・セキュリティ・運用サイクル:詳細」と「クラウド体験」、新たな次世代ビジネスとして「産業オートメーション」と「Enterprise AI」を推進していく考えだ。

デベロッパーエクスペリメントの向上については、DevSecOpsな開発プロセスを強化する参加型ワークショップサービス「Red Hat Open Innovation Labs」による開発チームづくり支援やアジャイル開発支援コミュニティ「Red Hat Open Innovation Labs アドバイザリー・ボード」の拡充を行う。

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