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『せっかくグルメ』『いくらかわかる金?』平野亮一氏が意識する“人”の面白さ 「明石家さんまを笑わせる」中で学んだ原点

マイナビニュース / 2024年6月29日 12時0分

――ラジオはどんな番組を聴いていたのですか?

『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)中心だったんですけど、ナイナイさんとか、ロンブーさんとか、ネプチューンさんとか。初めてネタを読んでもらったのが『ビビるのオールナイトニッポンR』で、大木さんに読んでもらったんですよ。ご本人にも伝えました(笑)

――夜中3時台までチェックしてたんですね。

MDに録って、学校に行く途中に聴いたりしてましたね。
○働く姿勢とディレクターとしてのマインド…2人の師匠

――そして希望がかないバラエティ制作に配属されて、最初に担当した番組は何だったのですか?

『金スマ(当時・中居正広の金曜日のスマたちへ)』でした。ADを2年間やって、その後『さんまのスーパーからくりTV』に異動して1年ADやって、ディレクターに上がりました。その後は『もてもてナインティナイン』という番組を担当したり、いろんな番組を転々としていて、担当番組が立ち上がったら終わるみたいなことを繰り返してたんですよ。そんな中で、『せっかくグルメ』の企画書が通ったりして、今に至ります。

――これまでの中で、ご自身の「師匠」と言える方はどなたになるのですか?

2人いまして、入社したときに『金スマ』で阿部龍二郎さん(現・TBSホールディングス社長)の下でチーフADをやらせてもらったのですが、テレビを作ることの姿勢というか、これぐらいストイックに取り組まないとダメなんだというのを、入社1~2年目で経験させてもらったのは、すごく大きいですね。『せっかくグルメ』も当時バラエティ部の部長だった阿部さんが編成に持っていって通してくれました。今の僕のきっかけを作ってくれた方です。

もう1人は、合田(隆信、現・TBSテレビ専務)さんです。長い間、合田部の部員で感想やアドバイスをくれたんですけど、その中でも合田さんから言われた言葉で「テレビである以上、放送する価値のあるものを流さなきゃいけない」というのは、すごくシンプルなんですけど、今も自分の番組作りにおいて大事にしていることです。単に「面白いから流す」ということではなくて、なぜこれを流す価値があるのか、視聴者がどう楽しいのかということを整理して編集するようになりました。この2人は、働く姿勢と、ディレクターとしてのマインドを教えてくれたんです。

――『バナナマンのせっかくグルメ!!』を立ち上げるまでに、特に印象に残る出来事は何でしょうか?

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