1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

『せっかくグルメ』『いくらかわかる金?』平野亮一氏が意識する“人”の面白さ 「明石家さんまを笑わせる」中で学んだ原点

マイナビニュース / 2024年6月29日 12時0分

ないと言ったらウソになりますが、『ふしぎ発見』という番組は偉大すぎるので、張り合う気は全くないです。やっぱり週末の土曜のレギュラーになれて良かったという気持ちのほうが強かったですね。

――これまでもいろいろなお金にまつわるクイズ番組はありましたが、この番組独自の部分というのはどのように意識されていますか?

やっぱり“人”の面白さが感じられる番組にしたいというのがあります。例えば、「くら寿司で満腹になるまで食べたらいくら?」という企画でノッチさんの家族に出てもらったんですけど、お子さんが初めて大トロを食べてそのおいしさに衝撃を受けて、ノッチさんも「今日は遠慮しないでいいんだぞ」と言ってあげたりして、“お金”というテーマから人間性や欲などが感じられる面白さがあったんです。ただ情報を届けたり、金額を見せていくだけじゃなくて、“人”が感じられる番組にしたいというのは、『からくりTV』で教わったことであり、『せっかくグルメ』でずっとやってきたことでもあるので、こだわって作っています。

――やはり「お金」というテーマは、いろんな企画が展開しやすいですか?

お金ってだいたいのことに関係しているんですよね。なのでやり方一つで企画になるというのはあります。プロ野球が開幕した時に、巨人ファンと阪神ファンでどっちのほうが飲み代が高いかという対決をやりましたが、タレントさんがロケに行くわけでもなく、基本的には街録ショーなんですけど、こんなこともできるんだと思って。今後も幅広くいろんなことができるなと思いました。

――クイズの出題の仕方として、挑戦もので「どの組が一番金額分を食べたか」を当てるパターンもあれば、「プロの歌手は路上ライブでいくら稼げる?」のように金額を当てるパターンもありますね。

スタジオの盛り上がりというのを大事にしています。VTRの面白さにスタジオがかけ合わさると面白さが増しますし、視聴者もスタジオと一緒に予想しながら見ていると思うので、どう出題したらより盛り上がれて予想を楽しめるのかをその都度考えていますね。

――その盛り上げのためのルールとして、「解答変更タイム」(※)があるんですね。

クイズ番組としてはあり得ないルールで、演者さんからもよく「何だそのパターン!?」と言われるんですけど(笑)、そこも演者さんと視聴者の方がより盛り上がれたり、楽しめるようにという発想です。dボタンでクイズに参加してる視聴者の方も、解答変更できるんですよ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください