1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

SIMフリースマホ市場で3位まで躍進したモトローラ、新機種はソフトバンクの「神ジューデン」第4弾に

マイナビニュース / 2024年7月3日 22時27分

画像提供:マイナビニュース

モトローラ・モビリティ・ジャパンは7月3日、新型スマートフォン「motorola edge 50 pro」「motorola edge 50s pro」を発表した。edge 50 proはオープンマーケット向けのSIMフリーモデル、edge 50s proはソフトバンク向けで、いずれも7月12日に発売される。

記者発表会には、2023年12月に同社の代表取締役社長に就任した仲田正一氏が登壇し、事業の近況や展望についても語られた。

国内での出荷台数は前年比+135%、SIMフリー市場で3位に躍進

直近のスマートフォンの販売状況としては、グローバル・日本国内ともに好調のようだ。

グローバルでは、アジア太平洋地域で出荷台数が前年比+100%と倍増、欧州・中東・アフリカでも前年比+45%と大きく伸びている。北米でもマーケットシェア3位のポジションを維持しつつ出荷台数を前年比12%上乗せした。中南米でも以前から高いシェアを獲得しており、2位となっている。

そして、日本市場での急成長ぶりには特に目を見張るところだ。2023年度の出荷台数は前年比+135%(35%増ではなく135%増)となり、SIMフリー市場(オープンマーケット)におけるシェアはある調査機関のデータでは3位にまで浮上した。「motorola」というキーワードでの検索ボリュームも前年比+55%となっており、注目度も高まっている様子がうかがえる。

昨年度の成長要因について、仲田社長は「スタンダードな機種から折りたたみのrazrまで、さまざまなレンジでお客様のニーズをカバーできる製品を提供できたのが大きいのではないか。ソフトバンクでも2ブランド(ソフトバンクとワイモバイル)でたくさん販売していただいた」とコメントした。

2023年モデルのラインナップを改めて見直してみると、オープンマーケット向けモデルは幅広い価格帯・スペックの製品をそろえた充実のラインナップで間口を広げている一方、キャリア向けは花形の折りたたみ(フリップ)やキャリアの販売戦略上きわめて重要な2万円クラスの廉価機という要所での採用を勝ち取っている。この両輪での取り組みが功を奏し、シェア上位に食い込めたのだろう。

今回発表されたedge 50 proは基本性能からすればミッドハイだが、急速充電やAI機能など先進性を持たせた機種でもあり、エッジディスプレイによる薄型設計とヴィーガンレザー仕上げの組み合わせによるデザイン性の高さも含め、プレミアム路線の機種となる。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください