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ネットトラブルに巻き込まれないためには何をするべき? - J:COMが小学校で行う情報リテラシー授業に潜入!

マイナビニュース / 2024年7月5日 21時16分

画像提供:マイナビニュース

J:COMは6月29日、杉並区の小学校にて情報リテラシー授業「ZAQあんしんネット教室 by J:COM」を開催しました。

ケーブルテレビやネット接続などのサービスを提供するJ:COMは、同社のサステナビリティ活動の一環として、教育支援に取り組んでいます。その具体的な取り組みのひとつが「ZAQあんしんネット教室 by J:COM」と題した情報リテラシー授業。関西エリアでは平成19年度からはじまったこの教室、令和5年度までに1,468回の授業を実施しており、受講者数は約13万7,000人にのぼります。東京エリアでも令和5年度からこの取り組みを開始しており、現在までに32回の授業を実施、約2400人が受講しました。形式は出張授業だけでなく、オンライン授業にも対応しています。

今回、小学5年生/6年生とその保護者向けの2部制で行われた授業を見学する機会があったので、その様子をご紹介しましょう。

○保護者向けパートでは3大ネットトラブルについて解説

この日に講師を務めたのは株式会社ジェイコム東京 お客さまサービス推進統括部の石原里紗さん。石原さんの所属するお客さまサービス推進統括部は利用者のアフターフォローなどが主な業務ということですが、部署として「関わる全てのお客さまの体験価値の向上」に努めているそうです。

はじめに、保護者向けの授業「ネットトラブルの傾向と対策」が15分程度の時間で行われました。

子どもに関する3大ネットトラブルには、「依存」「コミュニケーション」「お金」が挙げられると、石原さんは話します。

「依存」に関しては、フィルタリングを勝手に解除し、ゲーム漬けになっている男子の事例が紹介されました。ゲーム障害(依存)に関しては、2019年にWHO(世界保健機関)が疾患として認めており、「家庭で解決することが難しい場合は医療機関への相談も手段のひとつ」と石原さんは提案していました。また、フィルタリングは子ども達が抜け道を探して外してしまうということを前提とし、定期的にチェックをすることが大切だといいます。

「コミュニケーション」については、ネットいじめの問題を取り上げました。ネットいじめは学校だけでなく、自宅でも続きます。「家でスマホを持たせていないという場合でも、デジタル機器に触れている機会があれば、もし自分がトラブルにあったときにどのように身を守るべきか、相手を傷つけないためにはどうしたらいいかというリテラシーを学んでおくことが大事」と石原さんは強調していました。

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