1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. パソコン

Fn・Ctrlキー逆転、コミュニケーションバー搭載で装いも新たな「ThinkPad X1 Carbon Gen 12」レビュー

マイナビニュース / 2024年7月6日 19時11分

画像提供:マイナビニュース

「ThinkPad X1 Carbon Gen 12」は、14型ディスプレイを搭載したクラムシェルスタイルノートPCだ。“Gen 12”が物語るように12代目と長く続くシリーズとなった。“ThinkPad X1”はCarbonだけでなく「2-in-1」(従来の「Yoga」)に「Nano」、さらには「Fold」と派生シリーズも定着してきた。そういう意味でCarbonはその存在意義を改めて問われているといえるかもしれない。

「いえいえ、惰性で新モデルを出し続けているわけじゃありませんよ」と中の人に聞いたわけではないけれど、“Gen 12”では搭載するCPUの世代は更新されたのはもちろんのこと、ボディ形状やThinkPadがその使い勝手で最も重視する要素の1つであるキーボードレイアウトでも変化した。

このレビュー記事では、新形状を採用したThinkPad X1 Carbon Gen 12の使い勝手の変化や、その新デザインボディにCPUとして新たに採用されたインテル最新となる“Meteor Lake”世代を載せたとき、どのような処理能力を発揮するのかを検証する。
本体サイズをチェック、フットプリントが大幅小型化

携帯利用を重視したThinkPadファミリーハイエンドシリーズのX1 Carbonということで、携帯性能は重要なのは“Gen 12”でも変わらない。というわけでまずは、新デザインとなった本体のサイズと重さをまずは確認したい。ThinkPad X1 Carbon Gen12のサイズは幅312.8×奥行き214.75×高さ14.96mmで、本体の重さは最軽量構成で約1.08kgだ。

従来モデルの“Gen11”が幅315.6×奥行き222.5×高さ15.4mmで本体の重さは最軽量構成で約1.12kgだったのと比べると、いずれの要目もわずかながらコンパクトに、そして、軽くなっている。意外なのは本体の奥行きで、こちらは7.75mm減と14型クラスのディスプレイを搭載したモバイルノートPCとしては少なくないサイズダウンを実現したといってもいいだろう。

本体の重さで大きく影響するのがディスプレイの仕様だ。“Gen 12”では選択できるディスプレイ構成として、サイズは全て14型ながら、解像度2,880×1,800ドットの有機ELパネルと1,920×1,200ドットの液晶(IPS)パネルを用意する他、それぞれでタッチパネル(10点マルチタッチ対応)とタッチ操作非対応、ブルーライト軽減機能対応、省電力対応とバリエーションを幅広くそろえている。また、1,920×1,200ドット液晶ディスプレイ構成ではPrivacy Guardに対応した構成も選択可能だ。
衝撃のFn・Ctrlキー逆転、PrtScrキーも消失

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください