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Fn・Ctrlキー逆転、コミュニケーションバー搭載で装いも新たな「ThinkPad X1 Carbon Gen 12」レビュー

マイナビニュース / 2024年7月6日 19時11分

ThinkPad X1 Carbon Gen12では、CPUに下記SKUを選択可能だ。ただし、2024年7月初旬時点で選択できるのはCore Ultra 5 125U、Core Ultra 7 155Uのみ。今回の評価機材ではCore Ultra 5 125Uを搭載していた。

Core Ultra 5 プロセッサー 125U
Core Ultra 7 プロセッサー 155U
Core Ultra 7 vPro Enterprise プロセッサー 165U
Core Ultra 5 vPro Enterprise プロセッサー 135U
Core Ultra 7 プロセッサー 155H
Core Ultra 5 プロセッサー 125H

Core Ultra 5 125UはTDPは15W(ただし、最大ターボパワーは57W)、処理能力優先のPerformance-cores(Pコア)を2基、省電力を重視したEfficient-cores(Eコア)を8基組み込んでいるほか、低消費電力 Efficient-core(LPEコア)を2基備えている。Pコアはハイパースレッディングに対応しているので、CPU全体としては12コア14スレッドだ。

Core Ultraに統合された「Intel Graphics」は、Xe-LPGを採用するIntel ARC Graphicsとは異なる従来のIntel UHD Graphics系譜で、Xeコアは4基を組み込み、従来のIntel UHD Graphics、Iris Xe Graphicsでは対応していなかったレイ・トレーシングに対応するなど機能が向上している。

さらに、独立したAI専用エンジン(NPU)として「Intel AI Boost」を実装しており、AI処理に関するスピードを高速かつ高い電力効率で実行できる。
ベンチで性能を確認、AI関係なく高性能

処理能力に影響するシステム構成を見ていくと、試用機のシステムメモリはLPDDR5x-6400を採用していた。容量は16GBでユーザーによる増設はできない。ストレージは容量256GBのSSDで試用機にはSKHynixのHFS256GEJ9X164Nを搭載していた。接続バスはNVM Express 1.4(PCI Express 4.0 x4)だ。

Core Ultra 5 125Uを搭載したThinkPad X1 Carbon Gen 12の処理能力を検証するため、ベンチマークテストのPCMark 10、3DMark Time Spy、CINEBENCH 2024、CrystalDiskMark 8.0.5 x64、そしてファイナルファンタジー XIV:黄金のレガシーを実施した。

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