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Fn・Ctrlキー逆転、コミュニケーションバー搭載で装いも新たな「ThinkPad X1 Carbon Gen 12」レビュー

マイナビニュース / 2024年7月6日 19時11分

ThinkPad X1 Carbonにかぎらず、「快適にタイプできるキーボード」はThinkPadの存在意義ともいえる。そのキーボードのレイアウトにおいて“Gen 12”は、「Fn」キーと「左Ctrl」キーの場所を入れ替えてキートップサイズを同じとし(従来はCtrlキーのほうが幅広だった)、従来「PrtSc」(PrintScreen)キーがあった場所に「指紋センサー」(ただし評価機材のように指紋センサーを搭載する構成の場合)を用意し、PrtScキーは「F9」キーでFnとのコンビネーションで機能するようにした。

これだけの変更で使い勝手がかなり変わる。特にテキストエディタなどで左Ctrlキーとのコンビネーションを多用していたユーザーにとっては、Ctrlキーが左下端に来たことで使い勝手が大幅に変化したように感じることがあるかもしれない。スクリーンキャプチャーを多用するユーザーは、PrtScキーが右親指だけで機能しなくなっているためにショートカットを新たに覚えておく必要もある。

HDMI端子とUSB Type-A端子搭載で充実の有線接続インタフェース

本体搭載インタフェースは従来モデルの“Gen 11”から大きく変わらない。Thunderbolt 4(USB 4 Type-C)の2基に加えて、海外PCの薄型軽量ノートPCでは載せなくなってきた、しかし日本のビジネスシーンで依然として必要とされているUSB 3.2 Gen1 Type-Aを2基(1基はPowered USBとして使用可能)、そして、映像出力としてHDMI出力を備えている。有線LAN用のRJ-45は用意していない。

無線接続インタフェースで6GHzに対応したWi-Fi 6Eが利用できるのはGen 11と同様だ。一方、Bluetoothに関してはGen 11の5.2からGen 12では5.3対応に進化した。5.2と比べて5.3では多くに改善がなされているが、モバイルノートPCにおいては特にアイドル状態や低アクティビティ状態といった、低消費電力モードにおける消費電力の抑制や、強力な暗号化アルゴリズムをサポートしたことによるデータ通信のセキュリティ向上がその利点として挙げられる。また、対応構成によってはワイヤレスWANで使う4G LTE対応nano SIMスロットも本体に用意している。

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