1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

電通デジタルが「バリスタのいる本格カフェ」を社内に作った理由 - 単にコーヒーを飲むだけの場所ではない、そこで起きる化学反応とは?

マイナビニュース / 2024年7月12日 9時0分

画像提供:マイナビニュース

質の良い仕事にコーヒーは欠かせない……が、その効果効能はカフェインや癒やし効果以外にもあるらしい。

電通デジタルは6月7日、オフィスの8階に「HACHI CAFE」という名のカフェをオープンした。社員向けサービスの一環だが、そこには社員に対する労いやモチベーションの向上以外にも"大きな目的"があるのだという。

今回はその目的と効果を探るべく、ハチカフェの仕掛け人、同社総務部 総務グループ グループマネージャー 米満麻里絵さんに話をお聞きした。
▼"枠を越えた交流"を広げれば、会社の総合力も高まる

ーーまずは米満さんの簡単な自己紹介をお願いします。

普段は総務部のグループマネージャーとして、ワークプレイスの管理、ワークスタイルの開発、会社の基盤を回すための仕事に加え、社員のエンゲージメントを向上させるためのコミュニケーション施策なども並行して担当している感じですね。電通デジタルに入社して、もうすぐ1年が経ちます。

ーー今回「ハチカフェ」を立ち上げた経緯について教えてください。

電通デジタルは今年で創業8年目ですが、コロナ禍を含めたこの8年で1,900人もの社員が入社したこともあり、社員同士のコミュニケーションが課題となっていました。プロジェクト単位、チーム単位ではすごく一体感があるのですが、電通デジタルが目指したいのは"領域を飛び越えた総合力"だったのです。

せっかくこんなに専門性が高いプロフェッショナルがたくさんいるんだから、もっと枠を越えた交流があったほうが個々の強みを活かせるし、電通デジタルが大事にしている多様性も活かせるはず。そういった考えから「ハチカフェ」構想が生まれました。

▼バリスタが社員を繋ぐ!?「カフェ」という方法を選択した理由

ーーなぜ「カフェ」という方法を選ばれたのでしょう?

理由はいくつかあります。ひとつは、社内でコーヒーがすでに受け入れられるのがわかっていたとこと。もともとコーヒーマシンを設置していたのですが、コーヒーだけでなく、カフェラテや抹茶ラテなども無料で飲めるので、よく大行列になっていたんです。

実はこのコーヒーマシンも、社員同士のコミュニケーションの場になることを期待して設置したものだったのですが、列に並んでいる間はみんなスマホを見ていたので、その目的は果たせませんでした(笑)。マシンを置くだけではなく、会話のきっかけを生む「人」を配置することが必要なのでは、と考えました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください