1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

ウルトラマン大好きなアメリカの監督たちが、日本&特撮への愛を込めたNetflix『Ultraman: Rising』

マイナビニュース / 2024年7月9日 19時30分

ジョン:エミのホログラム(立体映像)を囲み、KDFのアオシマ隊長と穏田博士が会話をするシーンです。彼らはエミを利用して、地球に生きる怪獣を殲滅しようと画策しますが、なぜそのような思いに至ったのか、彼らなりの葛藤や苦しみが隠されています。エミに残酷なことを行おうとする中で、アオシマが「これしか方法がないのだろうか」と穏田に問う、あのやりとりは特に強い思いを込めました。

シャノン:お気に入りのシーンと言われるとたくさんあって選ぶのに困るんですけれど、子ども時代のケンジ(ケン)と母が部屋の中にいて、窓の反対側にウルトラマン(父)の頭が見えるショットを挙げておきましょう。映画の始まりのタイミングで、ウルトラマンがいかに大きな存在で、人々を守って怪獣と戦う“責任”を担っていることを表す、大切なシーンです。ケンはそのときまだ子どもだけど、自分も父のようなウルトラマンになれるのか? という気持ちを、観ている方たちに伝えたいと思いました。私たちは『Ultraman: Rising』を親子、ご家族で一緒に楽しんでいただきたいと願っています。

■シャノン・ティンドル (監督・脚本)
カリフォルニア芸術大学を2000年に卒業後、TV番組と長編映画のデザイナー、ストーリーアーティスト、脚本家、監督として活躍。ドリームワークス、ディズニー、カートゥーンネットワーク、ユニバーサル・スタジオなどとのコラボレーションを通じて『フォスターズ・ホーム』『ターボ』『クルードさんちのはじめての冒険』『コララインとボタンの魔女』をはじめ、さまざまな作品を手掛けている。アニメーション制作会社ライカ在籍時には、『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』(アカデミー賞2部門ノミネート、英国アカデミー賞長編アニメ映画賞受賞) の制作、脚本、キャラクターデザイン、俳優演出を担当。
ほかに、Googleスポットライトストーリーのコンテンツ作品でアニー賞にノミネートされた『On Ice (原題)』のクリエイター・監督を兼任。Netflix作品としてはエミー賞受賞シリーズ『オリー』のクリエイター、脚本、エグゼクティブプロデューサーを務めている。

■ジョン・アオシマ (共同監督)
日本で生まれ、幼少期から南カリフォルニアで育つ。アートと映画に情熱を注ぎ、カリフォルニア芸術大学で美術学士号を取得。ディズニーの『怪奇ゾーン グラビティフォールズ』『ダックテイルズ』、FOXのゴールデンタイムのコメディアニメシリーズ『アメリカン・ダッド』などで知られる。TVアニメシリーズで初期のキャリアを積んだ後、長編映画にシフトし、ライカのアカデミー賞ノミネート長編アニメ映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』にストーリー責任者として携わった。2018年にNetflixアニメーションに入社してからは、アニー賞とエミー賞を受賞したリミテッドシリーズ『プリンセス・マヤと3人の戦士たち』のシーケンスディレクターを務める。

(C)円谷プロ
(秋田英夫)



この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください