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鰻のプロが「大手外食チェーン6社のうな丼」をジャッジ! 3位はすき家、2位はキッチンオリジン、今年の1位は……

マイナビニュース / 2024年7月20日 17時10分

静寂に包まれる会場。評価員たちは黙々と試食&採点表への記入を繰り返していく。試食を終えた評価員たちは各自、外観チェックへと進む。

外観チェックでは、焼き具合を見ているが、特に皮面に焼きを入れるのが難しいため、評価員は箸を使って6社の蒲焼きをひっくり返して、皮の焼き具合を見ているという。

○■厳正なるジャッジを終え、総合評価討論会へ!

約20分に及んだ審査を終え、どこか肩の荷が下りた様子の評価員たち。裏で集計している間に、大会は総合評価討論会へと移行した。ファシリテーターを務めたのは、鰻と丼の情報発信サイトの元編集長で、初回から実行委員長を務める中西純一氏(恒健社書籍編集部編集長)である。

中西 みなさん、お疲れ様でした! まずは各社のうなぎを食べ比べた感想をお願いします。

長谷川 単体で食べるのではなく、一斉に食べ比べたことで味の違いがよくわかりました。うなぎの質や味、タレの風味などはそれぞれ違いがありましたが、比較的どのうなぎも美味しかったと思います。

渡部 僕も全体的に美味しかったのが印象的でした。身も箸で切れるほど柔らかかったし、こんなにレベルが高いものなんだなって驚いています。自分の好みのうなぎもあったので、お店にも食べに行きたいですね。

山﨑 全体的に去年より美味しくなっていますね。お店の顔ぶれは一緒ですが、どこもクオリティが上がっています。去年は正直、「缶詰のうなぎか?」と思うようなものもあったのですが、今年は全然違いました。

中西 本当に毎年レベルが上がってきているんですよ。一昨年は ウナギのサイズが大きくなったんですよね。肉厚ですし。前はもっと薄っぺらかったり、小さかったりしたのですが、我々のようにグラム数まで計る人間が出てきたので……(笑)。タレにこだわる店も増えましたね。

山﨑 以前は、みたらし団子のタレみたいな味のものもありましたよね。

中西 そこも各社が研究していて、例えばタレにウナギの骨の粉末を入れてウナギらしい味を出すなど、工夫が見られるようになりました。ちなみに、値段はどの会社も1000〜1200円くらいですが、コスパ的な面はいかがでしょう?

渡部 全然ありだと思います。やっぱりすごく企業努力されてるな、と。正直、怖いくらいですよ。こんな値段でやられちゃうとねぇ……(笑)。

中西 6社の中で特に良かったものはありますか?

山﨑 僕はAです。すごく柔らかくてビックリしました。蒸し方にもこだわってますよね。

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