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岡安学の「eスポーツ観戦記」 第153回 『スト6』初の「TOPANGA Championship」は、新進気鋭のザンギエフ使いがオープン予選から勝ち上がる

マイナビニュース / 2024年7月23日 17時47分

画像提供:マイナビニュース

7月12日から14日の3日間、対戦格闘ゲーム『ストリートファイター6(スト6)』のリーグ戦である「第5期 TOPANGA Championship(トパチャン)」の本戦ファイナルが行われました。優勝したのは、新進気鋭のザンギエフ使い・こばやん選手です。

『スト6』による「TOPANGA Championship」は今回が初めてで、『ストリートファイター』シリーズの大会としては2023年5月の「World Championship」から1年2カ月ぶり、ナンバリングとしては2022年6月の「第4期 TOPANGA Championship」から2年1カ月ぶりです。

まずは、オンラインで行われたオープン予選を勝ち抜いた3名に、招待枠24名を加えた27名で本戦リーグを実施。27選手がA、B、Cの3つのブロックに振り分けられ、各ブロックの上位2名と、3位3名による三つ巴戦に勝利した1名の計7名が本戦ファイナルに進出します。なお、オープン予選を勝ち抜いたのは、こばやん選手(1位抜け)、立川選手(2位抜け)、cosa選手(3位抜け)の3選手です。

Aブロックは、Day2までもけ選手が首位を独走していましたが、Day3で翔選手、ウメハラ選手に敗北し、一気に3位まで後退。3位三つ巴戦でも敗退し、本命とみられたなか、ファイナル進出を逃すことになりました。1~4位が5勝3敗という大混戦のなか、「豪鬼」などを使う翔選手と「ケン」を使うりゅうきち選手が勝ち上がります。

全般的に若手の躍進が目立つ今回のトパチャンでしたが、そのなかでベテランが気を吐いたのがBブロックです。多くのトッププレイヤーに選ばれているキャラクター「ED」を使う2人、ももち選手とふ~ど選手が勝ち上がりました。特に、ももち選手は独自開発のドリームコンボを引っさげ、「ED」使いのなかでも一歩抜き出た存在として、1位抜けを果たしました。

Cブロックは、若手の活躍を象徴する19歳のひかる選手と22歳のこばやん選手が勝ち上がります。ひかる選手は「A.K.I」、こばやん選手は「ザンギエフ」と競技シーンではレアなキャラクターでの出場で、注目が集まります。特にこばやん選手は、オープン予選からの勝ち上がり。これまで大きな活躍を見せていなかっただけに、一気に知名度と注目度が高まりました。

3位による三つ巴戦は、Aブロック3位のもけ選手、Bブロック3位のカワノ選手、Cブロック3位のひびき選手で実施。1勝1敗の乱戦のなか、得失点差で「豪鬼」を使うカワノ選手が最後の切符を手にしました。

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