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バッテリーもメモリもSSDもType-Cも増えた! 進化したASUS「ROG Ally X」レビュー

マイナビニュース / 2024年7月26日 7時11分

画像提供:マイナビニュース

携帯型PCゲーム機として大ヒットしたASUSの「ROG Ally」の新モデル「ROG Ally X」が2024年7月24日に発売がスタートする。それに先駆けて試用する機会を得たので、さっそくレビューをお届けしよう。

ユーザーフィードバックから生まれたという「ROG Ally X」は、従来モデルの“ここが惜しい”という点を見事に解消し、使いやすさを大幅に向上させた。変更点、バッテリー駆動時間、ゲーム性能などを紹介していく。

○メモリとSSDの容量アップ、Type-Cが2ポートになり使い勝手向上

「ROG Ally X」(アールオージー エイライ エックス)は、本体、ディスプレイ、コントローラーなどが一体化した携帯型PCゲーム機だ。ディスプレイは従来のROG Allyと同じく7型のフルHD(1,920×1,080ドット)で、本体のサイズは幅280.6mm×奥行き111.3mm×高さ24.7~36.9mmで重量が約678gだ。

バッテリー容量が2倍などスペックアップが行われたこともあり、ROG Allyの幅280mm×奥行き111.38mm×高さ21.22~32.43mmで約608gから若干厚く、重くなった。

APU(CPUとGPUを統合したもの)は、ROG Allyの上位モデルと同じ「Ryzen Z1 Extreme」を引き続き採用。8コア16スレッドで最大5.1GHz駆動、GPUにはRDNA 3をベースにした12コアのRadeon Graphics(最大8.6Teraflops)が内蔵されている。

その一方で、ROG AllyからメモリはLPDDR5-6400 16GBからLPDDR5X-7500 24GBと8GB増えて速度も向上、SSDも512GBから1TBにアップとなった。SSDはPCI Express 4.0 x4接続である点は同じだが、サイズが小型の2230から一般的な2280に変更されており、より大容量のSSDに換装しやすくなっている。ワイヤレス機能はWi-Fi 6E、Bluetooth 5.4に対応。

インターフェースも変更があった。ROG AllyはUSBがUSB 3.2 Type-C(映像出力、USB PD対応)の1ポートだけだった。ROG Ally XはUSB 4(映像出力、USB PD対応)、USB 3.2 Type-C(映像出力、USB PD対応)の2ポートになり、充電しながらほかのUSBデバイスを接続しやすくなった。

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