写植機誕生物語 〈石井茂吉と森澤信夫〉 第47回 【茂吉】文字と文字盤(3) 仮作明朝体の誕生
マイナビニュース / 2024年8月6日 12時0分
[注8] 志茂太郎「石井文字の美しさ」『追想 石井茂吉』写真植字機研究所 石井茂吉追想録編集委員会編集発行、1965 pp.82-88 で志茂が1932年 (昭和7)の発明博覧会に触れ(当該書籍では「昭和4年」となっているが、写真植字機研究所が発明博覧会に出展したのは昭和7年であるため、「昭和4年」の記述はまちがいとおもわれる)、〈その機械で植字印刷されたリーフレットも、その会場でもらったのだが、(中略) その刷りものの書体は今の皆さんのお目に触れたことのない、第一回の仮作明朝であった〉と書かれている。
[注9] 『石井茂吉と写真植字機』写真植字機研究所 石井茂吉伝記編纂委員会、1969 p.104
[注10] 「書体設計者はパイオニアの精神で……」『季刊プリント1』印刷出版研究所、1962.3 pp.27-28
[注11] 『石井茂吉と写真植字機』写真植字機研究所 石井茂吉伝記編纂委員会、1969 p.104
【おもな参考文献】
『石井茂吉と写真植字機』写真植字機研究所 石井茂吉伝記編纂委員会、1969
「文字に生きる」編纂委員会 編『文字に生きる〈写研五〇年の歩み〉』写研、1975
『追想 石井茂吉』写真植字機研究所 石井茂吉追想録編集委員会編集発行、1965
馬渡力 編『写真植字機五十年』モリサワ、1974
「書体設計者はパイオニアの精神で……」『季刊プリント1』印刷出版研究所、1962.3
「活版及活版印刷動向座談会」『印刷雑誌』1935年5月号、印刷雑誌社、1935.5
倭草生「写真植字機の大発明完成す」『実業之日本』昭和6年10月号、実業之日本社、1931
【資料協力】株式会社写研、株式会社モリサワ、今市達也氏
(雪朱里)
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