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BAT、新たなスタンダードモデルとなる新「glo HYPER」が登場 - 開発における日本市場の影響とは

マイナビニュース / 2024年8月6日 10時34分

画像提供:マイナビニュース

BATジャパンは、新デバイス発表会を開催。同社が展開する加熱式たばこ「glo(グロー)」ブランドの新スタンダードモデルとなる「glo HYPER(グロー・ハイパー)」および、リニューアルされたglo用たばこスティック「ラッキー・ストライク」9銘柄を発表した。

新デバイス発表会には、BATジャパン 社長のエマ・ディーン氏、BAT グローバル・ヘッド・オブ・加熱式プロダクトデザインのジョナソン・リスター氏、BAT グローバル・ヘッド・オブ・加熱式インサイト&フォーサイトのマーク・ローム氏が登壇した。

より良い明日の創造をスモークレスな世界の構築を通じて実現する」という企業パーパスを掲げ、スモークレスな代替品の提供を進めている同社。冒頭、ディーン氏が、BATのグローバルにおけるグループ戦略を解説した。

たばこの有害性の多くは、ニコチンではなく燃焼によるものであり、「成人の喫煙者には、非燃焼型の製品で喫煙を楽しんでいただくことによって、リスクを軽減する可能性を生むことができる」との見解から、非燃焼式製品の売上比率向上を目指すBAT。2030年までにBATの非燃焼式製品のユーザーを5,000万人にし、2035年には売上の半分を非燃焼式製品にするとの目標を掲げているが、実際、2024年上半期時点で、ユーザー数は2,640万人、売上比率は17.9%に達しているという。

世界では「たばこハームリダクション」として、たばこによるネガティブなインパクトを最小化する動きが進んでおり、スウェーデンでは嗅ぎたばこ「スヌース」の自由化を段階的に進めることで、紙巻たばこの喫煙率が5.6%とかなり低くなっている。また、イギリスではベイプ製品を禁煙ツールとして推奨することによって、紙巻たばこの喫煙率を12.2%と低減。こうした動きに対してBATは、科学的データでも有効と示されているような代替製品を提供し、ステークホルダーとのやり取りを続けることによって、たばこ害のリスクを軽減する可能性を追求している。

一方、日本市場では、日本のたばこ市場の40%以上が加熱式たばことなっており、2025年には紙巻たばこを上回ることが見込まれている。BATでは、紙巻たばこの代替品をマルチカテゴリーで展開しており、2016年の加熱式たばこ「glo」を皮切りに、2020年にはオーラルたばこ「VELO」、2023年にはベイプ製品の「VUSE」を投入。BATが展開する非燃焼系製品3カテゴリすべてが日本市場に投入されることになった。

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