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BAT、新たなスタンダードモデルとなる新「glo HYPER」が登場 - 開発における日本市場の影響とは

マイナビニュース / 2024年8月6日 10時34分

新たに「ラッキー・ストライク」ブランドに提供される「StickSealテクノロジー」については、加熱式たばこ市場における世界の消費者インサイト分析や市場予測を統括するマーク・ローム氏が紹介する。

「StickSealテクノロジー」は、たばこスティックの先端をシーリングすることで、たばこ葉のカスがデバイス内に落ちることを防ぐことで、掃除の手間を省くというもの。「ラッキー・ストライク」のクラシックなたばこらしいフレーバーを味わいながらも、掃除の煩わしさから解放される。

「日本の消費者からのインプットは、我々がgloのイノベーションを展開する上でも非常に重要」というローム氏。グローバルのトレンドは、シンプルかつスマートなプロダクトを求めるが、日本は特にきれいさなど衛生面も大事にしており、他の国と比較しても1.7倍ほど高くなっていることが、「StickSealテクノロジー」がまず日本市場で提供される大きな理由となっている。

「スティックの先端をシーリングすることで掃除の頻度を低減。味わいの満足度に加えて、掃除の煩わしさのない素晴らしい体験が提供できる」と胸を張るローム氏。「最大の市場である日本の皆様の声には常に耳を傾け続け、皆さんからヒントを得たイノベーションを投入し続ける」と約束した。
○■加熱式たばこデバイスの開発に与える日本市場の影響

発表会の後、あらためて新デバイスのポイントや日本市場の影響などを伺った。

「日本の皆様から学んだことを反映していくことが非常に大事」とあらためて強調するディーン氏。「日本の皆様に光るもの、響くものを作れば、グローバルでも成功できるという確信を持っている」と続ける。

それだけに、「日本の消費者が本当に求めていることを理解するのはすごく難しい」と、日本市場の難しさも痛感。その中で、間違いなく日本市場が求めているものが「衛生的なデバイス」であり、さらにフレーバーをいかに強化できるかが重要との見解を明かした。「もっと独自のフレーバーが日本市場にとって大事になっており、ベリーだけでなく、いろいろ新しい味を体験したいという方が増えてきている」という現状に対して、「それではどういったフレーバーをお届けする必要があるか。それがとても難しい課題であり、これから越えていくべき挑戦だと思う」と今後の展望を明かす。

新たなフレーバーの開発については、綿密な市場調査を行い、マーケットのセグメント分けを行っているというローム氏。「味の強いもの、弱いもの、たばこっぽいもの、たばこっぽさのないもの、様々なフレーバーを求める声があり、そのセグメンテーションが一番大事」だと話す。たばこ本来のテイストと、フレーバーのテイストのバランスを取りながら、微調整を重ねることで、新たなフレーバーを作り出している。ただし、長年たばこを作り続けていただけに、“たばこっぽくないフレーバー”というのは非常に難しいという。

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