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ASUS「Vivobook S 16 M5606WA」レビュー。Copilot+準拠性能なのに未認定、シンプルにRyzen AI 9 HX 370が強力

マイナビニュース / 2024年8月21日 8時11分

そして重量は、公称約1.5kg、実測では1,556gと、こちらも16型ノートPCとしてはかなり軽い。実際に手に持ってみても、サイズの影響もあってかなり軽く感じる。しかも衝撃や振動など、米国国防総省調達基準「MIL-STD 810H」準拠の堅牢性テストをクリアする優れた堅牢性も確保している。

M5606WAは、そもそもモバイルPCではないかもしれないが、この本体の薄さと軽さ、優れた堅牢性なら、モバイル用途にも問題なく対応できるだろう。

ポート類は、左側面にHDMI、USB 3.2 Gen1 Type-C×1、USB4×1、microSDカードスロット、3.5mmオーディオジャックを、右側面にUSB 3.2 Gen1 Type-A×2をそれぞれ用意。可能なら有線LANも用意してもらいたかったところだが、ポート類に関しては必要十分だ。

生体認証機能は、Windows Hello対応の顔認証カメラを搭載。指紋認証は非搭載だが、顔認証が搭載されているので大きな問題はないだろう。このカメラは207万画素のWebカメラとしても利用でき、カメラ自体を物理的に覆うプライバシーシャッターも備えている。

3,200×2,000ドット表示対応の16型有機ELディスプレイ搭載

ディスプレイは、3,200×2,000ドット表示対応の16型有機ELパネル「ASUS Lumina OLED」を採用している。有機ELディスプレイということで、申し分ない表示品質を備える。発色性能はDCI-P3カバー率100%の広色域表示に対応し、PANTONE認証も取得。コントラスト比も優れており、Display HDR True Black 600準拠のHDR表示に対応。

実際に写真や動画を表示してみても、鮮やかな発色はもちろん、明るい場所は色飛びすることなく、暗い場所はまるで漆黒かのような黒が再現され、非常に高品質な表示を確認できた。これなら、プロの映像クリエイターも全く不満がないはずだ。

また、120Hzの高リフレッシュレート表示にも対応し応答速度も0.2msと高速なため、動画を見たりゲームをプレイする場合でも、残像や入力と表示のラグが気になることはほとんどない。1点気になるのは、ディスプレイ表面が光沢仕様となっている部分。そのため、外光の映り込みは少々気になってしまうが、発色の鮮やかさは光沢パネルだからこそという部分もあるので、実際に家電量販店などの展示機で確認してみてもらいたい。

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