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早見沙織×木島隆一、『ワイルドカード』で共演「大胆なお芝居をする人」「ひたすら掛け合い」

マイナビニュース / 2024年8月20日 21時0分

――"染みついてしまった"

木島:それこそ『グレイズ・アナトミー』のデルーカは散々恋愛をしてきたので、僕のなかでの"ジャニオッティさん像"は、"甘いセリフを吐く男"のイメージだったんです(笑)。でも、いまのところエリスにはそのような面は見当たらず、結構ドライなんですよね。とはいえ、ジャンニオッティさん自身はとてもやさしくソフトな雰囲気で、いかにも"いい男風"のしゃべり方をされる人なので、そのニュアンスは活かしたいなとは思いつつも、毎話エリスとマックスが繰り広げる"ボケとツッコみ"の"ツッコみパート"はなるべく激しめにいきたくて(笑)。その辺りの匙加減を探るのが今回はなかなか難しかったんですよね。

――なるほど。早見さんがマックスの吹替えをされる上でご苦労された点はありますか?

早見:掛け合いのテンポが早いところは、ものすごく速い テニスのラリーを至近距離でやっているような感覚と言いますか。まさに木島さんの声を"聞いて出る"、"聞いて出る"となるので、台本を目で追っている余裕がないんです。それに、マックスを演じているV・モーガンさんは、捜査のために別人になりすますにあたり、イギリス英語で上流階級っぽい雰囲気にしたり、語尾を伸ばしてベタっとした雰囲気の南部なまりのキャラにしたり……と英語のアクセントを使い分けていらっしゃるのですが、日本語に翻訳すると基本的はすべて同じになってしまうんですよね。だからといっていきなり関西弁にするわけにもいかず(笑)、せいぜい巻き舌を入れてみたりするくらいで。その辺りの変化のつけ方については、苦労していますね。

●登場人物のキャラの濃さがピカイチ

――お二人が演じるマックス・ミッチェルとコール・エリスは、「変幻自在でキュートな天才詐欺師と左遷された元刑事」という役どころですが、お互いの役に対する印象は?

早見:木島さん演じるエリスは、何事にもまっすぐ真摯に向き合う誠実な人なのですが、アツいがゆえに、空回りしてしまうというか……周りから浮いてしまうような不器用さも持ち合わせているんですよね。ですが、天真爛漫なマックスの影響もあってか、ストーリーが進むごとにだんだんとノリがよくなってきているのを感じています(笑)。

木島:そうそう! いきなりビーチを走っていって、サーフィンをし出す場面とかね。

早見:そうなんですよ! てっきり堅物キャラなのかと思いきや、意外と遊び心もある人なのかもしれないなと(笑)。

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