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20代から高めておきたい投資・資産運用の目利き力 第116回 Z世代がDX人材になるための自己投資とリスキリング

マイナビニュース / 2024年9月13日 9時0分

画像提供:マイナビニュース

「人生100年時代」と言われる現代。20代でも早いうちから資産形成を進めることが求められています。一方で、どのように投資・資産運用の目利き力を磨いていけばいいのか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

この連載では、20代の頃から仮想通貨や海外不動産などに投資をし、現在はインドネシアのバリ島でデベロッパー事業を、日本では経営戦略・戦術に関するアドバイザーも行っている中島宏明氏が、投資・資産運用にまつわる知識や実体験、ノウハウ、業界で面白い取り組みをしている人をご紹介します。

今回は、住友生命保険相互会社 エグゼクティブ・フェロー デジタル共創オフィサー デジタル&データ本部 事務局長の岸和良氏と、同社 情報システム部 システム業務室の上野翔巧氏に、「DX人材とリスキリング」をテーマにお話を伺いました。

○テクノロジーに詳しいだけがDX人材ではない

――上野さんは、住友生命保険相互会社の情報システム部でデータサイエンティストとして活躍されているほかに、社内、社外向けのDXビジネス発想研修では講師として登壇されていますが、「DX人材」をどのように定義されていますか? 一般的には「テクノロジーに詳しい人」で、上野さんのようなデータサイエンティストがDX人材なのかなと思うのですが。

上野翔巧氏(以下、上野氏):DX人材にはデータ分析などの専門性ももちろん必要ですが、高い視座でビジネスを捉え、越境的・横断的に広く業務に携われるスキルも必要だと考えています。なにかと専門用語が多くなりがちなのですが、専門用語や専門技術を相手にわかるように伝える力も求められますし、同じ目標に向かってコミュニケーションを取り、プロジェクトを推進していく力も求められます。

岸和良氏(以下、岸氏):上野さんが所属する部署には、現在10名の若手がいます。彼はコロナ禍の入社で、入社当初は週1回の出勤で同期や上司とのコミュニケーション機会も決して多くはありませんでした。新型コロナが落ち着き、オフィスに出勤する頻度も増えて、彼ら彼女らZ世代に対してどんな成長機会を提供できるかを考えたとき、本人たちとディスカッションして幅広い業務を与えることにしました。最初のうちは、社内で「なにをさせているのか」という目もあったのですが、社内勉強会を企画して社内の部門もどんどん越境させ、社外にも越境させることが本人たちの成長機会となり、「Z世代の急成長成功モデル」になってくれると感じています。

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