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「Ryzen AI 9 HX 370」ノートPCの実力検証、仕事もAIもゲームもいける高性能&省電力

マイナビニュース / 2024年8月26日 15時32分

システム全体の消費電力も見ておこう。OS起動10分後をアイドル時、Cinebench 2024実行時の最大値とゲーム(Ghost of Tsushima Director's Cut)実行時の最大値を測定した。電力計にはラトックシステムの「REX-BTWATTCH1」を使用している。

どちらも電源は65WのACアダプタなので、消費電力はそれほど大きくは変わらない。それでベンチマークのスコアはRyzen AI 9 HX 370のほうが上なので、電力効率のよいSoCと言ってよいだろう。
「Zenbook S 16」のインターフェースや重量などもチェック

ここからはZenbook S 16のそのほか特徴に触れていこう。主なインタフェースは、右側面にUSB 3.2 Gen2×1、SDメモリカードスロット、左側面にUSB 4(Type-C、USB PD、ディスプレイ出力対応)×2、HDMI出力を備えている。ワイヤレス機能は、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4をサポート。有線LANは備えていない。キーボードは試用機は英語配列だが、製品版は日本語配列だ。白色のバックライトも内蔵されている。

なお、本体のサイズは幅353.6mm×奥行き243.0mm×高さ11.9~12.9mmで重量は約1.5kg、バッテリー駆動時間はJEITA測定法3.0の動画再生で約10.7時間、アイドル時で約15時間となっている。

ゲームも遊べるパワーがあって低消費電力は大きな強み

Ryzen AI 9 HX 370は、12コア24スレッドのパワフルなCPU、フルHD解像度&低めの画質なら多くのゲームを遊べるGPU、Copilot+ PCの要件を満たすNPUを一つにまとめながら、TDP 28Wという低消費電力を実現している。Zenbook S 16のような高性能かつスリムなノートPCを作りやすいSoCとして今後注目の存在になっていくだろう。この性能なら、ポータブルゲーミングPC用としても人気が出そうだ。今後の展開が楽しみである。
(芹澤正芳)



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