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eスポーツ部で忘れられない思い出をつくる。5つの高校が参加し、白熱したゲーミング合宿

マイナビニュース / 2024年8月27日 9時40分

コロナ禍以降も、行事が縮小傾向にある学校が多いそうですが、そうしたなかでこの規模の合宿を同時期に2つも開催したことから、三浦先生の高い熱意が伺えます。

8チームが3部屋で活動、eスポーツならではのトラブルも

40名の生徒たちは、『LoL』の実力やロールなどを踏まえて8チームに振り分けられました。もちろん学校はシャッフルされており、初対面の生徒ともチームを組みます。8チームは、計40台のゲーミングPCがずらりと並んだ3つの部屋に分かれて活動します。

とはいえ、40台ものゲーミングPCを稼働させることを想定した学校はあまり多くないでしょう。2日目の朝には、ブレーカーが落ちてしまうトラブルが発生しました。しかし、さすが工業高校。こうしたトラブルにも先生が手早く対応し、あちこちから電源を引っ張ってきてすぐに解決します。

電源トラブルの原因は、借りた10台のゲーミングPCがハイスペックすぎたこと。合宿では、学校にあるPCだけでは台数が足りないため、昨年に続きASUSからゲーミングノートPCを無償で借りるサポートを受けています。ASUSの好意からよりハイスペックなものが貸し出されたわけですが、想定以上に電力を消費し、ブレーカーが落ちてしまいました。

もう1つ発生していたのは、ゲームへのログイントラブル。1つのネット回線で一斉に多くのアカウントで『LoL』にログインすると、ログインが停止されてしまう現象によるものです。八幡工業高校はネット回線を増やして2回線を設けているため、このトラブルには、それぞれの回線を使って時間の間隔を空けながらログインしていくことで対応していました。

電源やネット回線、PC、デバイス、ゲームクライアントなど、トラブルが起きうる要素が複数あるのは、eスポーツならではのハードルといえるでしょう。

トラブルへの対処が終わると、チーム同士を組み合わせた練習試合が始まり、白熱した雰囲気に包まれていきます。学校にいるのに、あちこちから大きな声でチャンピオン名やオブジェクト名が聞こえてくるという、なかなか経験することのない独特な空間になっていました。

活動において重要なことを示した「部活動心得」の掲示

生徒たちの練習試合が盛り上がるなか、部室を見渡してみると、壁に「部活動心得」が貼られていることに気づきました。eスポーツ部として活動するにあたって重要だと感じる内容が多く含まれていたので、下記に全文を紹介します。

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