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『光る君へ』第32話、内裏の火事に視聴者最注目 画面注視データを分析

マイナビニュース / 2024年9月1日 6時0分

○「父が子のことを認める瞬間」に反応

ここは、父・為時の一言に視聴者の注目が集まったと考えられる。

これまでまひろは、あふれる学問の才能を持ちながらも、生かすことができずに過ごしてきた。賢子に学問を教えようとしても、父・為時や弟・惟規は否定的だった。しかし、まひろは周りに流されずに自分の信じる道を貫き続けた結果、ついにその文才は世間から求められるようになり、そういった状況を為時が素直に喜べる日がやってきた。

ネット上では、苦難の末に自分の居場所をつかんだまひろとその一家に、「ずっと男だったらって言われてきたまひろが本当に嬉しそう」「父が子のことを認める瞬間っていいよね」「惟規くんやいとさんの表情がよかった」といった優しいコメントがあふれた。しかし、まひろと賢子の間の溝は深まるばかり。母娘が本当に打ち解ける日はやってくるのだろうか。

そして、彰子に仕える6人の女房たちが初登場を果たした。そのうちの1人、「宰相の君」を演じる瀬戸さおりが話題となっている。瀬戸は、2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で、トキューサこと北条時房を演じた瀬戸康史の妹で、兄と同じワタナベエンターテインメントに所属。福岡県出身の34歳で、女優の山本美月は義理の姉にあたる。まひろに強烈なプレッシャーをかける6人の女房たちだが、彼女たちはみな高い家柄の出身で、受領階級の出であるまひろを下に見ている。

彰子サロンにおける今後の見どころとしては、まひろの奮闘とのちにサロンに投下される核弾頭、平安のパリピギャル・あかね(和泉式部/泉里香)の活躍が挙げられるだろうか。女の園を舞台にどのような騒動が展開されるのか、来週が待ち遠しい。

●ユースケ・サンタマリア、最期のシーンに喜び
第32回「誰がために書く」では1005(寛弘2)年の様子が描かれた。今回は、内裏で起こった火事を契機に、一条天皇と中宮・藤原彰子の関係に変化が生じた。また、火事の原因について、居貞親王や藤原伊周など様々な人物がその思惑をあらわにした。そして、まひろはついに彰子に女房として仕え、『源氏物語』の執筆に本腰を入れることとなった。

注目度トップ3以外の見どころとしては、作家としての本領を発揮しだしたまひろを身近で見て、「俺がほれた女は、こういう女だったのか…」とつぶやく道長や、己の信念のまま突き進む藤原隆家、今回で退場となった安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)が挙げられる。ナレ死ではなく、きちんと最期のシーンを与えられた安倍晴明役のユースケ・サンタマリアは、『光る君へ』公式Webサイトのインタビュー記事「安倍晴明とは何者だったのか」の中で、前回出演した大河ドラマ『麒麟がくる』の朝倉義景役ではナレ死だったため、今回は亡くなるシーンがしっかり描かれてうれしかったと話してる。やはり俳優にとってもナレ死はつらいのだろうか。

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