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最新技術×ノスタルジーの融合に反響 日テレ名クイズ番組に現代タレントが挑戦『クイズタイムリープ』の舞台裏

マイナビニュース / 2024年9月5日 6時0分

問題の選定にあたっては、『全国高等学校クイズ選手権(高校生クイズ)』を長年担当し、『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』を立ち上げた河野雄平氏がプロデューサーとして入ってアドバイス。構成にはデーブ八坂氏、林田晋一氏、そして普段はクイズを作問する矢野了平氏も参加し、「解答者と面白いハレーションの起きるクイズの順番」などを考えていった。

さらに、『SHOW by ショーバイ!!』『マジカル頭脳パワー!!』の企画・総合演出だった五味一男氏(元・日本テレビ上席執行役員、元・日テレアックスオン副社長)と、チーフプロデューサーだった小杉善信氏(元・日本テレビ社長、現・顧問)にも話を聞いて「こんな問題をやったら面白いよ」とヒントをもらったそうで、「歴代のレジェンドの皆さんにお知恵をお借りできたので、本当にありがたいです」と感謝する。

工場見学VTRのパイオニアである『SHOW by ショーバイ!!』の「何を作っているのでしょうか?」では、90年代のゴツい携帯電話など、当時ならではのアイテムが見られる面白さがあるが、「挑戦を見守る現代の出演者の皆さんが懐かしがりながら、当時の時代背景などの補足情報を入れてくれるように編集でも意識しました」とのこと。ただ、「当時にしかないものばかりになると、若い視聴者が離れてしまうかもしれないと思ったので、今でもあるものとのバランスを考えました」との意識も持ったという。

5人が1人ずつクイズ王に挑む『アメリカ横断ウルトラクイズ』の決勝早押しクイズはさすがに難問続きだったが、「日本が初めてオリンピックに参加した第5回ストックホルム大会での参加種目は、陸上競技の100m、200m、400mとあと1つは?」という問題は、スタッフでのシミュレーションで正答率が高かったことから、勝てる期待を持たせることを狙って採用。これは、同大会も描かれたNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』が2019年に放送された後の現代人に有利なクイズで、まさに時空を超えた対決の妙が見られる出題だった。

ちなみに、『SHOW by ショーバイ!!』と言えば、正解した際の得点をルーレットで決める「ミリオンスロット」が名物なだけに、当初はこれも入れる予定だったが、今回は放送を見送った。その理由については、「『ミリオンスロット』は“横取り40萬”など正解してライバルから何点取るかといったストーリー性を持たせるための装置じゃないですか。今回は1問ずつタイムリープするという構成で、得点の結果を見せることなく終わってしまうので、あえなく落としました」と明かすが、「次の機会があれば挑戦したいなと思います」と語っている。

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