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最新技術×ノスタルジーの融合に反響 日テレ名クイズ番組に現代タレントが挑戦『クイズタイムリープ』の舞台裏

マイナビニュース / 2024年9月5日 6時0分

○現代人のキャスティングで意識した「企画自体を楽しんでくれる人」

アーカイブ映像を使用するにあたっては、当時の出演者の許諾が必要になるが、プロデューサー陣が丁寧に作業し、一人もボカシを入れることなく放送。「小杉さんや五味さんも含め、皆さんが快諾してくださったので、当時の出演者やクリエイターの方々に本当に助けられました」と改めて感謝する。

一方、タイムリープしてクイズに挑む現代の出演者は、劇団ひとり、せいや(霜降り明星)、ヒコロヒー、ファーストサマーウイカ、宮近海斗(Travis Japan)の5人。このキャスティングで意識したのは、「“タイムリープして俺が話せるの!?”と、この企画自体を楽しんでくれる人です。収録が複雑だけど、実際の放送がどうなるんだろうとワクワクしてくれそうな皆さんにオファーさせていただきました」と明かす。

せいやは根っからのテレビっ子で知られるが、劇団ひとりについては「今の日本テレビのGP帯唯一のクイズ番組である『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』のMCをされているので、その看板を背負ってリーダーとして活躍していただこう」という狙いもあった。

●令和のテレビにしかできないことが出せた
今回の制作にあたって、番組の放送が決定した4月から4か月間、1日3本アーカイブ番組を見るというルールを自分に課し、400~500時間分は視聴したという生山氏。それでも、「いち視聴者になって本当に面白くて見入ってしまいました」と夢中になって楽しんだそうで、「“坂上忍さんやヒロミさんが若いなあ”とか、“安達祐実さんが小さいなあ”とか、自分たちの世代はそんなところも一つ一つ新鮮だったので、そこも勝算にありました」と手応えをつかんだ。

アーカイブ映像を見ている時から、「どの番組も今も楽しめて、『エラーを探せ!』のように子どもが親に勝てるようなクイズもあって、老若男女が楽しめるクオリティがすごい」と感じていたそうだが、「リアルタイムで見ていない世代の宮近さん(26歳)が、結構正解を出していましたし、当時のクイズを今の20代でも楽しめるということが改めて分かりました」と、偉大さを再確認する機会になったそうだ。

今回の番組を通して、「令和のテレビにしかできないことが、一つ出せたのではないかと思います。YouTubeではできない規模感や技術力がありますし、海外の動画配信サービスではこのアーカイブを持っていないわけですから、今のテレビ局にしかないこの切り口を、今後も追求していこうと思います」という生山氏。

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